型落ち新品ウェッジおすすめ15選~賢く安くウェッジを買い替える方法~

こんにちは、FOLG編集部のミキです。

ウェッジはゴルフクラブの中でも一番スピン性能が求められるクラブ。

グリーン周りのアプローチやショートゲームでしっかりボールを止める必要があるためです。

特にプロゴルファーの世界ではシビアにスピン性能が求められるため、3か月~6か月単位でウェッジを新品に入れ替えることもめずらしくありません。

それほどウェッジは消耗が激しいクラブでもあるのです。



ウェッジは溝やフェース面がある程度削れてしまうと、摩擦が減ってスピンがかかりにくくなってしまいます。

そして、フェースとボールの摩擦が減ると、スピン量のみならず、出球の高さが変わり、アプローチの距離感などにも影響が出てきます。

そのため、アマチュアレベルの遅いグリーンであっても、ウェッジの消耗は多少なりともスコアに影響を与えることになります。



クラブではドライバーやユーティリティの方が目立ってしまって、後回しにされがちなウェッジですが、できるだけ新しいものを使う方がおすすめです。

そんなウェッジですが、新作モデルだと1本2~3万円程度の費用が掛かってしまいます。

ドライバーやアイアンセットに比べると安いように感じますが、ウェッジもアイアン同様に複数本必要になることがほとんど。

そのため、まとめて購入すると、5万円を超えることもよくあります。



「ウェッジにそこまで費用をまわす余裕がないな~」と誰しもが感じるところ。

そこで、できるだけ安く購入するのにおすすめなのが、型落ち(マークダウン)のウェッジを購入することです。

この記事ではそんな型落ちウェッジのおすすめ商品をご紹介しています。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85

型落ちウェッジのメリット・デメリット

冒頭でも触れましたが、ウェッジをきっちり揃えるにはかなり費用がかかります。

一般的なウェッジの構成として


  • 52°+56°+60°の3本
  • 52°+58°の2本



などが人気です。

しかし、最近はストロングロフトのアイアンセットが多いので46°や48°のウェッジが必要になることもあります。

こうなると多くて4本のウェッジを用意・入れ替える必要が出てきます。

つまり、ウェッジをきっちり揃えようと思うとアイアンセットを買うのと同じくらいの費用が掛かってしまうということです。

また、何も気にせず、最新モデルで揃えてしまうと、8万円~の出費になってしまいます。

マークダウンウェッジのメリット

こういったときに型落ちウェッジを活用すると購入費用をかなり安く抑えることができます。

ドライバーやアイアンセットに比べると値下がり率はあまりよくありませんが、それでもマークダウンウェッジは5,000円~ぐらいの割引幅はあります。

数千円の割引だと大したことないように聞こえますが、本数が増えてくると1万円・2万円と差が出てきます。

また、今後もゴルフを続けてウェッジを買い替えていくつもりであるなら、もっと差額が大きくなっていきます。



その費用をラウンド費用に充てたり、旅行費用に充てたり、いろんなやりくりが可能になりますので金額のメリットは非常に大きいです。

もちろん、マークダウン品なので最新モデルに比べると性能的に劣る部分は確かにあります。

しかし、それでも準新作のウェッジであるため、基本的な性能は非常に優秀です。

特に最新モデルに強いこだわりがない限りはマークダウンモデルからウェッジを探すのが非常におすすめですね。

マークダウンウェッジのデメリット

金額的なメリットは大きいですが、マークダウンウェッジにもデメリットが存在します。

それは在庫切れのリスクです。



マークダウンウェッジは型落ち品であるため、基本的に増産されることはありません。

そのため、市場に出回っている在庫がすべてとなり、売れたものから在庫切れになってしまいます。
(ウェッジの場合はロフト角やバウンス角で人気の偏りがあります)

つまり、ウェッジに在庫切れがあると、選べるスペックが限定されてしまうというデメリットがあります。

ですので、マークダウンウェッジを購入したい場合は在庫切れする前に購入することを心がけましょう。

型落ちウェッジおすすめ15選

ここからはおすすめの型落ちウェッジをご紹介しています。

値引き率が高く、いまだに新品が販売されているモデルです。

中古品も安くなっていますので、併せてチェックしてみましょう。

テイラーメイドのウェッジ2選

ドライバーなどに比べると、テイラーメイドのウェッジの種類はそんなに多くありません。

とはいえ、人気メーカーですので、型落ち品もしっかりチェックしましょう。

HI-TOE3 ウェッジ

型落ち品ではありませんが、発売から時間が経っており、割引率が高いのでピックアップ。

テイラーメイドでは一番有名ハイ・トウシリーズです。

フェース面全体に溝があるのが特徴で、トー側を使ったアプローチでもスピンをしっかりかけることができます。

テイラーメイド HI-TOE3 ウェッジ
最安値 16,500円
発売日 2022/9/1
定価 27,500円 税込
割引率 40.0
ロフト 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 7/9/10/13

MG(ミルドグラインド)3 ウェッジ

ソール部分にミルドグラインドというギザギザな加工を施しているウェッジになります。

割引率が高くてかなりねらい目。

ただし、アマゾンは新品在庫がかなり少ないので注意。

ちなみにシャフトはダイナミックゴールドか、モーダスになります。

MG3ウェッジ
最安値 12,800円
発売日 2021/9/4
定価 25,300円 税込
割引率 49.4
ロフト 46度/50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 8/9/10/11/12/14

キャロウェイのウェッジ4選

毎年、新作モデルが発表されるキャロウェイのウェッジ。

テイラーメイド同様にねらい目のメーカーです。

JAWS FORGED ウェッジ 2023モデル

JAWS FORGED ウェッジの最新モデルです。

古いモデルとデザインがほぼ同じですが、ネック部分に23という数字が彫ってある方が最新モデルになります。

間違えて古い方を購入しないようにしましょう。

発売から時間が経っており、値段を下げてきました。

クーポンもあったりするので、見た目の値段より安く購入できます。

JAWS FORGED ウェッジ
最安値 19,800円
発売日 2023/3/24
定価 33,000円 税込
割引率 40.0
ロフト 46度 / 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 9/10/12

JAWS RAW ウェッジ

JAWSと噛みつきをかけたキャロウェイの人気シリーズです。

生溝がスピンコントロールを安定させます。

フェース面以外はメッキをすることで、ウェッジの耐久性をアップ。

様々なゴルファーに扱いやすいウェッジになっています。


ちなみにJAWS RAW ウェッジにはブラックとクロム、ウィーメンズの3種類があります。

また、シャフトにはダイナミックゴールド、モーダス、NS950ネオがあります。

JAWS RAW ウェッジ
最安値 17,000円
発売日 2022/7/22
定価 29,700円 税込
割引率 42.8%
ロフト 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 8/10/12

JAWS FULL TOE ウェッジ

フェース全体に溝が彫ってあるタイプのウェッジ。

かなり安いのが今がねらい目です。

キャロウェイ JAWS FULL TOE ウェッジ
最安値 10,000円
発売日 2021/9/10
定価 25,300円 税込
割引率 60.5%
ロフト 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 10/12

MD5 JAWS ウェッジ

アマゾンは中古品が多いので注意。

楽天やヤフーが安いです。

キャロウェイ MD5 JAWS ウェッジ
最安値 11,000円
発売日 2019/9/2
定価 25,300円 税込
割引率 56.5
ロフト 46度 / 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度 /62度/64度
バンス 10/12

クリーブランドのウェッジ2選

クリーブランドはダンロップゴルフのブランドです。

人気があり、流通量が多いのでおすすめです。

RTX6 ZIPCORE ウェッジ

2023年に登場したモデルですが、時間が経過したこともあり、それなりに割引されています。

このシリーズはとても人気があります。

今作はどんなライでもスピンが安定して入りやすいのが特徴のウェッジです。

クリーブランド RTX6 ZIPCORE ウェッジ
最安値 13,600円
発売日 2023/3/18
定価 22,000円 税込
割引率 38.2
ロフト 46度 / 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 6/10/12

RTX DEEP FORGED2

アプローチの優しさとスピン性能を両立させた軟鉄鍛造ウェッジ。

こちらはFORGED2ですが、前作のFORGEDも値段が安くておすすめです。

RTX DEEP FORGED2
最安値 15,800円
発売日 2023/8/10
定価 25,800円 税込
割引率 37.5
ロフト 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 10/12

タイトリストのウェッジ2選

ツアープレイヤーに人気があるのが、タイトリストのクラブです。

VOKEY SM9 ウェッジ

人気のボーケイシリーズの最新作です。

2022年モデルなので、値段を下げています。

アマゾンは在庫切れが多いので注意。

タイトリスト VOKEY SM9 ウェッジ
最安値 16,800円
発売日 2022/3/11
定価 27,500円 税込
割引率 38.9
ロフト 46度 / 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度 /62度
バンス 4/8/10/12/14

VOKEY FORGED 2023

日本専用のプレミアム鍛造モデルのウェッジ。

値段は高めですが、定価からの割引率が高いのでお買い得となっています。

VOKEY FORGED 2023
最安値 21,800円
発売日 2023/8/10
定価 36,300円 税込
割引率 39.9
ロフト 46度 / 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 6/10/12

プロギアのウェッジ2選

プロギアからは2種類のウェッジをチョイスしています。

0 TOUR ウェッジ

最新モデルのウェッジですが、割引率がそこそこあります。

ユーザーの評価も高く、おすすめのウェッジです。

プロギア 0 TOUR ウェッジ
最安値 17,400円
発売日 2023/3/10
定価 25,300円 税込
割引率 31.2%
ロフト 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度
バンス 6/8/10/12

0 ウェッジ 2020年モデル

古いモデルなので、新品の在庫切れに注意しましょう。

プロギア 0 ウェッジ
最安値 13,585円
発売日 2020/8/7
定価 20,900円 税込
割引率 35.0%
ロフト 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度
バンス 4/8/10/11

フォーティーンのウェッジ

フォーティーンはウェッジが有名なゴルフメーカーです。

RM-α ウェッジ

シリーズでは最新モデルとなりますが、2022年発売なので、そこそこ割引率があります。

RM-α ウェッジはアマチュアゴルファーにフォーカスして作られたウェッジです。

ある程度オートマティック打てて、安定してスピンが入る仕様になっています。

ウェッジのアプローチに苦手意識があるゴルファーにおすすめですね。

フォーティーン RM-α ウェッジ
最安値 19,560円
発売日 2022/12/9
定価 28,600円 税込
割引率 31.6
ロフト 46度 / 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 7.5/8/10/11/12/14

ブリヂストンのウェッジ

ここではブリヂストンゴルフのウェッジを紹介しています。

ブリヂストン BRM2 ウェッジ

排水性能の高さがウリのBRM2ウェッジ。

割引率が低めですが、もともと他社より定価が安いためです。

ブリヂストン BRM2 ウェッジ
最安値 15,400円
発売日 2022/9/1
定価 22,000円 税込
割引率 30.0
ロフト 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 /
バンス 8/10/12

ミズノのウェッジ

アイアンが人気のミズノのウェッジです。

ただし、ミズノは型落ちでも値段が下がりにくいのが難点です。

ミズノ T22 ウェッジ

T24ウェッジが最新モデルとなり、T22はひとつ前のモデルとなります。

楽天市場ではミズノ公式店が販売しています。

ミズノ T22 ウェッジ
最安値 13,900円
発売日 2021/10/15
定価 22,000円 税込
割引率 36.8
ロフト 48度 / 50度 / 52度 / 54度 / 56度 / 58度 / 60度
バンス 6/7/8/9/10/12/14/16

ウェッジの選び方

ここではウェッジを選ぶ際の注意点をご紹介しています。

迷った際のご参考にしてください。

ロフトを決める

ウェッジを選ぶ際にロフト角の選定は非常に重要です。

ロフト角は球の上がり方やスピン量、ボールの転がるスピードなどに大きな影響を与えます。

また、ロフト角の違いによってウェッジの役割も変わってきます。

おおまかなイメージとして


  • アプローチウェッジ・・・50°、52°など
  • サンドウェッジ・・・・・54°、56°など
  • ロブウェッジ・・・・・・58°、60°、62°など



と言った感じで覚えておきましょう。

この中から自分に必要なバウンスを決めることになりますが、最低でも2本はウェッジを用意しておきたいところです。

なぜなら、グリーン周りのシチュエーションによってウェッジを使い分けた方がスコアがまとまりやすくなるためです。

また、バンカー用にサンドウェッジorロブウェッジを用意する必要もあります。

そのため、ウェッジの構成としては


  1. ある程度転がしながらピンに寄せる・・・アプローチウェッジ
  2. バンカーや砲台グリーンで使う・・・サンドウェッジ、ロブウェッジ



というものがおすすめです。

もちろん、ウェッジを2本ではなく、3本構成にするのもアリです。

ロフトによってキャリーの距離感が変わってくることから、ウェッジを3本持っているとショートゲームで距離別に使い分けたりできるメリットがあります。

バウンス角を決める

バウンス角とはウェッジの”ソール部分のでっぱり角度”を指しています。

このバウンス角が大きいほどリーディングエッジが地面に刺さりにくく、アプローチのダフりを軽減してくれます。

また、バンカーショットでもバウンス角が大きいと砂に刺さりにくくなりますので、バンカーの脱出が容易になります。

しかしながら、バウンス角が大きいほどダフリにくくなる半面、逆にソールが地面に弾かれてしまうデメリットもあります。

ソールが地面に弾かれるとアプローチのトップが出やすくなり、最悪の場合OBになったりするので注意が必要です。

最適なバウンス角は人によって様々ですが、一応の目安として


バウンス角が大きい方がいい
ボールへの入射角が鋭角(上からボールを潰す感じでアプローチする)な人、リーディングエッジで打つ人
バウンス角が小さい方がいい
ボールへの入射角が鈍角(フラットに近い感じでボールにコンタクトする)人、ソールを滑らしたい人

となりますので、自分に合うバウンス角をチョイスしましょう。

私自身はアプローチでトップするのが嫌ですし、ソールの出っ張りがものすごく邪魔に感じてしまいます。

ですから、できるだけバウンス角の少ないタイプのウェッジを使用しています。

ちなみにバウンス角はこのようにロフト角の下に表示されていることが多いです。
(こちらのウェッジはバウンス角が8度です)

顔(構えやすさ)は重要

セットアップ(アドレス)でウェッジを構えた時の印象はとても大事です。

ショットした時のボールの飛び出し方向はフェースの向きでほぼ決まるため、セットアップで構えた時のフェースの向きはとても大事になります。

ドライバーなどのロフト角が小さいクラブだとあまり間違うことは少ないのですが、ウェッジなどのロフトが寝ているクラブだと、意外とフェースの向きを合わせるのが難しかったりします。

そのため、ウェッジによっては

「構えた時に何か気持ち悪い」

「まっすぐ構えているつもりなのにショットしたら左に行く」

などの弊害がある場合があります。

ネット通販だと購入するまで現物を確認できませんので、可能であれば最寄りのゴルフショップに実物を確認しに行ったり、レンタルクラブがあるかどうかなどをチェックしましょう。

クラブの重量

ウェッジの重量に関しては、14本あるクラブ全体の重さのバランスを考慮する必要があります。

理想としてはドライバー⇒ウッド⇒ハイブリッド⇒アイアン⇒ウェッジの流れで、スペックやクラブの重量を調整したいところです。

とりあえず、極端に「ウェッジだけ重い・軽い」ということにならないように注意しましょう。

一般的には


  • 長いクラブは軽く
  • 短いクラブは重く



することで、14本のクラブの重量差をかなり抑えることができます。
(重量差がなくなると、クラブを持った時の感覚やスイングの違和感が減るメリットがあります)

シャフトの硬さ

シャフトの硬さに関してはドライバーやアイアンほどシビアに気にする必要はありません。

もちろん、アイアンでフィーリングが合うシャフトがあるなら、そのシャフトに合わせるのがベストです。

とはいえ、ウェッジはフルショットする回数も少ないですし、オーバースペック(シャフトが硬すぎて)でシャフトがしならなかったとしても、そこまでショットに影響はありません。

どちらかと言えば、先ほどのクラブの重さを基準にシャフトを選ぶのもアリです。


  • 重めがいい・・・ダイナミックゴールド
  • 軽めがいい・・・NS系
  • もっと軽い・・・カーボン系



と言ったイメージでいろんなシャフトを試してみるも面白いですよ。

型落ち品はウェッジ以外にも

ここまでおすすめの型落ちウェッジをご紹介しました。

ウェッジはドライバーやアイアンと違ってモデル数が少ないため、マークダウンモデルの数も少なくなっています。

初心者ゴルファーが道具を揃え始めてからおそらく一番後回しにされるのがウェッジというクラブ。

そのため、モデル数が少ないのも仕方がない部分がありますが、もう少しウェッジの種類が増えてくれると嬉しいですね。



このようにFOLGではゴルファーの皆様に役立つ情報をお届けしています。

費用がかかりがちなゴルフですが、できるだけお得に道具を揃えたり、安くラウンドできるような方法をご紹介しています。

マークダウンモデルのドライバーやアイアンもご紹介していますので、よければ一度チェックしてみてくださいね。

〇型落ちアイアンセット

〇型落ちドライバー

〇型落ちユーティリティ

〇型落ちウッド

〇型落ちパター