ステルスアイアンの評価・レビューまとめ~シャープな見た目で優しいアイアン~

カーボンフェースを採用したテイラーメイドのステルスドライバーが話題となりました。

同シリーズはドライバーだけでなく、アイアンセットも非常に人気があります。

この記事ではそんなステルスアイアンの評価や特徴、スペックをまとめています。

現在はQi10シリーズが登場したことにより、ステルスアイアンは2世代前のモデルとなっています。

そのため、新品の値段が定価からかなり割引されており、非常にお買い得になっています。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85

ステルスアイアンのスペックや特徴

ステルスアイアンはストロングロフトの飛び系アイアンになります。

7番のロフトが28度ですので、今までの標準的な7番のロフトである34度と比べると、1.5~2番手ぐらい飛ぶ計算になります。

ちなみに詳細なスペックはこちら

番手 #5 #6 #7 #8 #9 PW AW SW
ロフト角(°) 21 24 28 32 37 43 49 54
ライ角(°) 62 62.5 63 63.5 64 64.5 64.5 64.5
長さ(インチ) 38.5 37.875 37.25 36.75 36.25 35.75 35.5 35.25
バランス D0~D2 D0~D2 D0~D2 D0~D2 D0~D2 D0~D2 D0~D2 D2~D4
クラブ重量 約354~395g 約366~405g

シャフトは2種類ありますが、純正はスチールのKBS MAX MT85 JPとなります。

もう一方のTENSEI RED TM60 (’22)はカーボンシャフトになります。

グリップはLamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/47.5g) 。

ステルスアイアンの特徴としては


  • 打感と打音を最適化したこと
  • フェースの下部でミスヒットしたときの無駄なスピンを抑制
  • 低重心を追求し、さらなる高弾道を実現
  • トー側の金属を取り除き、全体の重量配分を調整

となり、アイアンのさらなる優しさを追い求めて技術を向上されたアイアンとなります。

ステルスアイアンの評価・感想

ステルスアイアンの評価は人によって違いがみられます。

球の上がりやすさやミスヒットの強さ、直進性の高さなど、メーカーの狙い通りの効果を実感した人もいれば、予想より優しいタイプのアイアンではないと感じる人も一部いました。

中級者向けという人も多く、これは”決して捕まりがよくやさしいとは言えないステルスドライバー”と同じ流れを汲んでいると言えます。

ですので、ステルスアイアンはステルスドライバーと合わせてセッティングしやすいように設計した感じになるでしょうね。

ちなみにステルスアイアンがしんどいと感じる場合はステルスグローレアイアンがおすすめです。

ステルスグローレ ドライバー・アイアン評価・レビューまとめ~易しいクラブの最先端~

また、前作のSIM2 MAXアイアンと悩んだ人が多く、「見た目がシャープなのでステルスにした」という理由が多かったですね。

確かにステルスアイアンは飛び系に見えない見た目のカッコよさがあります。

アイアンは中空構造ですが、それを感じさせない打感と打音を評価している人もいました。

高評価 低評価
  • 見た目がかっこいい
  • Mシリーズより飛ぶ
  • 打感・打音が良い
  • カーボンシャフトが打ちやすい
  • 球が捕まりすぎない
  • 芯を外してもよく飛ぶ
  • ヘッドがコンパクトで振り抜きが良い
  • 番手間の飛距離調整が難しい
  • SIM2より飛距離は落ちる
  • 初心者には難しいアイアンかも

まとめ

これまでステルスアイアンの評価やスペックをまとめてきました。

見た目がシャープで飛距離も出て、方向性も安定するのでけっして悪いアイアンではないです。

中空の打感も改善しているので私自身も買い替えてもいいかなと考えているぐらいのアイアンです。


  • ソールの見た目を重視=ステルスアイアン
  • 価格を重視するなら=SIM2 MAXアイアン
  • もっと優しいアイアンがいい=ステルスグローレアイアン

と言ったところでしょうか。

〇ステルスアイアン