ステルス2ドライバー評価・口コミまとめ~これがカーボンウッドの完成系!!~

2022年にカーボンウッドとして衝撃のデビューを果たしたステルスドライバー。

その後継機であるステルス2ドライバーがテイラーメイドからリリースされました。

こんにちは、FOLG編集部のパンチショットです。

テイラーメイドの新作ドライバーは毎年注目度が高く、ライバル会社のキャロウェイと同じタイミングで新作ドライバーを発売することで有名です。

アメリカPGAツアーで契約しているプロのメンツを見るとテイラーメイドの方が勢いや人気も強く、このステルス2ドライバーに触れる人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなステルス2ドライバーの特徴や試打・評価、また各モデルごとの違いなどをこの記事では解説しています。

〇前作のステルスドライバーはこちらの記事でまとめています
ステルスドライバーの良い点・悪い点を忖度なしにまとめてみました

この記事を書いた人

パンチショット/FOLG編集部
千葉在住のサラリーマンゴルファー。
ベストスコア:78、ドライバー飛距離:280y

ステルス2ドライバー モデルごとの違い

ステルス2ドライバーも前作同様に3モデルラインナップされています。

  • ステルス2ドライバー・・・標準タイプ
  • ステルス2HDドライバー・・・捕まるタイプ
  • ステルス2プラスドライバー・・・アスリートタイプ

の3モデルとなっています。

これらのモデルを選ぶ際に参考にしてほしいプロット図がこちらです。

また、スペックの比較表はこちら。

〇各モデルの比較表

ノーマル HD プラス
ヘッド体積(cc) 460 460 460
ロフト(°) 9/10.5 9/10.5 8/9/10.5
ライ角(°) 56 可変式(58-62) 可変式(54-58)
長さ(インチ) 45.75 45.5 45.75
総重量(g) 298~302 299~303 295~304
バランス D3/D3.5 D2.5/D3 D3/D3.5/D4
フレックス R~S R~S R~S



大きく違うのはライ角が各モデルで差別化されたことになりますね。

また、ステルス2HDは少し長さが短くなっています。

ちなみに飛距離や操作性の目安は

HD(やさしい) < ノーマル < プラス(難しい)

と言ったイメージになります。

それでは各モデルの試打・レビューをご紹介します。

ステルス2ドライバーの評価・口コミまとめ

今回の試打ではノーマルステルス2とステルス2HDを試打いたしました。

前作との違いやモデルごとの違い、飛距離・捕まり・打感などを中心に評価しています。

ちなみに今作のステルス2は前作より、打てる人の幅が広がったと思っています。

前作のステルスはHDドライバー以外、完全なるアスリート向けに感じられ、使いこなせない人もいたのではないでしょうか?

ステルス2に進化して優しさや寛容性が確かにアップしています。

ですので、前作が打てなかった人も今回はトライしてみる価値があると思いますね。

ノーマルステルス2ドライバーの口コミまとめ

ノーマルステルス2を実際に使用したユーザーの口コミ情報をまとめました。


〇良い評価

  • SIMドライバーより、飛距離もアップしている
  • 球のバラツキが減り、曲がりも減った
  • 意外とカーボン感が少ない
  • オフセンターヒットに強い
  • 弾道は中弾道
  • 見た目がシャープでデザインが良い
  • ボールが吸い付くような打感
  • 構えた時の座りがいい

〇悪い評価

  • 純正のグリップが滑りやすい気がする
  • マットなデザインの方が良かった
  • 構えた時に赤いラインが気になる
  • 純正シャフトは柔らかすぎるかも
  • 球が上がりにくい

*参考サイト:GDOステルス2ドライバー口コミ

ノーマルステルス2ドライバーの評価

前作のノーマルステルスと比べると、今作は構えた時点でいい顔だな!と見た目の印象が全く違いました。

マット仕上げと今回のクロス仕上げの違いだとは思いますが、それだけでも視覚の違いは大事ですね。

捕まりに関しては捕まらないなってのが素直な感想。

ステルス2HDも試打したのですが、多くの方はHDでいいのではないのかと思います。

むしろHDがノーマルではないのかな?と感じるぐらい。

ノーマルステルス2は他社のノーマルとロースピン系の間といったイメージ。

捕まり過ぎずに、左が怖くないのがステルス2ドライバーですね。

前作のノーマルステルスとの違い

ヘッドの見た目が違う 前作はマット感があったが、今作はグロス仕上げの光沢のあるヘッド
やや捕まる 僅かな差ではありますが今作の方が捕まりがいい

この傾向はSIMからSIM2になった時に大きく優しくなったのと同じ傾向

ただし、SIMからSIM2になった時ほど優しくはなっていない

やや優しくなったかなぐらい
寛容性が高くなった ここにステルス2の進化を感じる

前作に比べて明らかに曲がり幅が小さくなった

やや捕まりがよくなった事もあり間違いなく寛容性はアップ

ノーマルステルス2が合う人・合わない人

合う人 合わない人
  • 前作より優しさを求める人
  • 低~中スピンで打ちたい人
  • 左のミスを警戒する人
  • 捕まり過ぎないを求める人
  • 顔を気にする人
  • カーボンフェイスを試したい人
  • 捕まりを求める人
  • 優しさを求める人
  • 前作があっている人

打感・打音

打音や打感に関しては、前作と大きな違いはありません。

カーボンフェイスは硬いイメージがありますが、そんな事はなくボールを潰した感触もあります。

始めて打つ場合は想像と違うなと感じるはずです。

また、ボールを潰す感触はありますが、カーボンらしい硬さを感じる事も。

思った以上に固くはないなという感じですね。

打音についてもやや金属音らしい音でやや高音

ですが耳に残るような音ではないので、嫌な打音ではありません。

こちらもステルスを初めて打つ場合は、カーボンフェイスの印象がかなり変わると思います。

スピン量と高さ

他社のドライバーに比べると、ノーマルステルス2のスピン量は少なめ。

ですがスピンが少なすぎず、多すぎずバランスが良くなっている印象。

前作よりスピン量が多くなっていますが、そこが寛容性にも繋がっているのかと思いますね。

ボールもしっかり上りますので、上がらない心配はありません。

ヘッドの捕まり

左を気にせず打てるクラブ。

捕まりは良くないので、捕まりを求める人はHDにした方が無難。

前作と比べて若干捕まりは良くなったかな?と感じる程度で大きな変化は感じませんでしたが、今作の方が曲がり幅が少ない印象でしたので寛容性に関しては優しくなっていると思います。

最近のロースピンモデルまではいきませんが、それに近い感じではあります。

ですので、前作同様アスリートモデル感はあります。

構えやすさ

今作はクラウンがグロス仕上げになっていて、光沢のあるヘッドになっていて個人的にはかなり構えやすかったです。

前作はヘッド後方に赤いラインでぐるっと囲まれていて、ヘッドの輪郭がわかりやすかったです。

ヘッド自体も大きく見えずにキュッとしまった感じでいい顔をしていました。

TENSEI RED TM 50 シャフト

TENSEI RED TM50 (’22)
フレックス S SR R
重量 約57 約55 約52
トルク 4.3 4.7 5
バランス D3.5 D3.5 D3
キックポイント

純正シャフトですが、典型的な中調子のシャフトです。

非常に素直で癖のないシャフトでした。

先端は動きますが走りすぎる事はないですが、ヘッドスピードの速い人には別のシャフトをおすすめします。

ノーマルステルス2ドライバー詳細

ステルス2ドライバー
最安値 40,150円
発売日 2023/2/17
定価 93,500円 税込
割引率 57.1
ロフト 9/10.5
ヘッド体積 460

ステルス2HDドライバーの口コミまとめ

ここではステルス2HDドライバーの口コミをまとめました。


〇良い評価

  • 前作のステルスより打ちやすい
  • 初代HDより捕まってちょうどよい
  • 前作よりアップライトで、シャフトが短くなり、簡単になった
  • 球が上げやすい
  • デザインがかっこいい
  • シニア世代でも扱いやすい
  • ミスヒットがほぼない
  • 初代ステルスに比べて曲がり幅が減った

〇悪い評価

  • アドレス時に赤いラインが気になる
  • 飛距離性能はそこまで高くない
  • デザインが超合金みたいで少々チープ
  • チョロが頻発する

*参考:GDOステルス2HD口コミ

ステルス2HDドライバーの評価

このステルス2HDは従来のノーマルのヘッドと言ってもいいぐらいの性能

捕まるが捕まり過ぎる事がないので丁度ど真ん中の性能だと言えます。

今までの捕まるタイプのヘッドは明らかに捕まるのでノーマルとの違いがわかりやすかったですが、HDは明らかに捕まるタイプではないので今までのノーマルよりと思ってもいいと大きく感じました。

総合評価

総合的に判断しても、多くの人はステルス2HDがおすすめです。

ちなみにステルス2HDドライバーは他のモデルに比べて重心距離を短く設定しています。

そのため、フェースの芯に当てやすく、スイングしやすさを感じるモデルとなっています。

ただし、捕まりやすさと寛容性もありますが、かなり優しいモデルとは言えません。

購入を考えている場合は一度試打をしてから検討することがおすすめ。

また、前作のステルスが手強くて打てなかった場合もまずこのHDからチャレンジするようにしてみてください。

ステルス2HDドライバーが合う人・合わない人

合う人 合わない人
  • 捕まるが捕まり過ぎない事を求める人
  • 低スピンモデルで打ちたい人
  • 前作が打てなかった人
  • カーボンフェイスを試したい人
  • 捕まり過ぎを警戒する人
  • ボールが上り過ぎる人
  • 前作があっている人

打感・打音

前作のステルスHDとの違いはあまり感じません。

また、ノーマルのステルス2と打ち比べても大きな違いはなかったです。

ここの部分のテクノロジーは前作と変わりは見られませんでした。

スピン量と高さ

HD系のドライバーは上がってスピンも入って優しくなっているという印象があると思いますが、今回のHDはその印象はなく低スピンで上りすぎる事なくノーマルのドライバーの印象。

ノーマルと比べて多少スピンが入るイメージですね。

ですが大きな差は感じられず共に低スピンではあります。

ノーマル同様にボールが上りやすくタフな感じはないです。

ヘッドの捕まり

ステルス2シリーズの中では捕まりはいいヘッドです。

しかし、捕まり過ぎる事はないので個人的にはちょうどいいバランスになっていました。

多くの人はこのステルス2HDで十分です。

ノーマルステルス2は捕まりきらず滑る感じがありますが、ステルス2HDは滑らずしっかり捕まってくれるのに捕まり過ぎないのが好印象でしたね。

構えやすさ

ヘッドはノーマルと同様にグロス仕上げになっていて光沢がある顔になっていて構えやすかったです。
ですが若干左を向いているのでその辺が気になる人もいると思います。
ノーマルは開いていて引っ掛けたくない人にはいい顔です。
ヘッド形状もノーマルと違いを感じませんでした。
このグロス仕上げの光沢が好き嫌いが別れるとこだと思います。
最近はマットが主流ですからね。

TENSEI RED TM 50

TENSEI RED TM50 (’22)*ステルス2HD
フレックス S SR R
重量 約57 約55 約52
トルク 4.3 4.7 5
バランス D3 D3 D2.5
キックポイント

ノーマルステルス2と同じシャフトですが、ノーマルと比べて0.25インチ短くなっています。

そのため、クラブヘッドとのバランスが若干変わっています。

シナリ戻りは早くないですが捕まえてくれる動きはあります。

ノーマルステルス2との違い

構えた時にステルス2HDは少し左を向いていて、ノーマルステルス2は少し開いています。

ステルス2HDの方が2°アップライトなので、その影響もあるかもしれません。

後は捕まりです。

HDの方が捕まりますが、捕まり過ぎないのがよかったです。

ノーマルはやや滑るので捕まりを嫌がる人にはいい武器になると思います。

ステルス2HDドライバー詳細

ステルス2HDドライバー
最安値 40,150円
発売日 2023/2/17
定価 93,500円 税込
割引率 57.1
ロフト 9/10.5
ヘッド体積 460

ステルス2ドライバー まとめ

これまでステルス2ドライバーの評価をまとめてきました。

今作のステルス2は3モデルとも評価が高く、カーボンウッドの完成系をリリースしてきた印象があります。

最初からこれを出していてほしかったところですが、お客さんのフィードバックを受けての改善だと思いますので、致し方ないところですかね。

ちなみにライバル会社のキャロウェイのパラダイムドライバーの試打・評価記事もまとめています。

気になる場合は一度チェックしてみてくださいね。

パラダイムドライバー評価・口コミまとめ~斬新なデザインがかっこいい!~

各モデルの詳細はこちらからチェックできます。

〇ノーマルステルス2ドライバー

ステルス2ドライバー
最安値 40,150円
発売日 2023/2/17
定価 93,500円 税込
割引率 57.1
ロフト 9/10.5
ヘッド体積 460

〇ステルス2HDドライバー

ステルス2HDドライバー
最安値 40,150円
発売日 2023/2/17
定価 93,500円 税込
割引率 57.1
ロフト 9/10.5
ヘッド体積 460

〇ステルス2プラスドライバー

ステルス2+ドライバー
最安値 60,000円
発売日 2023/2/17
定価 96,800円 税込
割引率 37.8
ロフト 9/10.5
ヘッド体積 460