この記事ではブリヂストンゴルフより発売されているツアーB JGRボール(2023年モデル)の評価や口コミなどをまとめています。
Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84
ツアーB JGRボールの特徴
シリーズ3代目になる今作はボールの核となるコア部分が大きく進化しました。
大きな力を生み出す”タメ”
新しいJGRではコアの配合を調整し、中心部分をより軟らかくしたことでインパクト時に大きく潰れるようになっています。
ボールは潰れた方がフェース面との摩擦が減り、バックスピン量が減りやすくなります。
ゴルフの飛距離はボール初速とバックスピン量が影響するのは一般的ですが、よりコアが軟らかく潰れやすいボールの方が低スピンで飛ばしに有利となります。
ただし、いくら軟らかい方が有利とはいえ、軟らかすぎると逆にまったく飛ばなくなってしまいます。
なぜなら、軟らかいとボールへの反発性能が下がってしまうからです。
効率よく飛ばす”弾き”
ボールの反発性能を維持するためにはボールを硬くする必要があります。
しかし、それではインパクト時に思ったようにボールが潰れてくれません。
そのため、低スピン(潰れる)とボール初速(弾く)は相反する関係にあり、なかなか両立することが難しいとされている性能でした。
今作のJGRがすごいのは低スピンとボール初速を両立したことにあります。
すなわち「インパクト時にボールはしっかり潰れるが、しっかり復元してボールが反発する」ようになっているわけです。
これはコアの中心とは逆に表面部分をより硬くしたことによって、実現することができました。
また、コア自体の容積もアップしており、硬い部分の表面積が増やしたことも影響しています。
つまり、①表面がより硬くなったこと及び②硬い部分の表面積が増えたことにより、ボールの反発性能を維持したまましっかり潰れるボールを作ることができたわけですね。
新しい「BIGマッスルコア」はドライバーの飛距離を追い求めるゴルファーの大きな味方となってくれます。
ドライバーの飛距離やアイアンの飛距離が物足りないというゴルファーには非常におすすめなボールです。
口コミの分析
ツアーB JGRボールを使ったユーザーの特徴や口コミなどを分析しました。
調査にはこちらのサイトを活用しています。
ちなみにGDOでのレビューは全部で97件ありました。
平均評価は☆4.5と高評価です。
コストが高いのがネックですが、性能面ではほぼ満足できるボールだと言えます。
以下がレビューを投稿したユーザーのデータです。
平均スコア | ~72 | 73~82 | 83~92 | 93~100 | 101~110 | 111~120 |
---|---|---|---|---|---|---|
個数 | 0 | 6 | 49 | 30 | 10 | 1 |
割合 | 0% | 6% | 51% | 31% | 10% | 1% |
ヘッドスピード | わからない | 35~38 | 39~42 | 43~46 | 47~50 | 50~ |
---|---|---|---|---|---|---|
個数 | 7 | 8 | 40 | 34 | 6 | 1 |
割合 | 7% | 8% | 42% | 35% | 6% | 1% |
他の銘柄に比べると、ドライバーのヘッドスピード39~42m/sの使用率が高かったです。
また、このボールはメーカーが推奨するヘッドスピードが34~44m/sとなっています。
とはいえ、45m/s~以上で使っているユーザーも非常に多く、評価に偏りがあったわけでもありません。
ヘッドスピードは特に気にする必要がなく、ドライバーで飛距離アップしたい場合におすすめのボールですね。
スペック
ツアーB JGR | |
---|---|
定価 | オープンプライス |
発売日 | 2023/8/4 |
参考価格 | 5,100円 |
ピース | 3ピース |
コア | BIGマッスルコア |
カバー | Neo BOOST POWERカバー |
ミッド | HR-DRIVE インナーカバー |
ディンプル | デルタウィング・ディンプル338 |
ナンバー | 0、1、2、3、4、5、7、8 |
タイプ | ディスタンス |
カラー | ホワイト、パールホワイト、イエロー、パールピンク、マットレッド |