ピンゴルフより2025年の新作ドライバーが発売されます。
曲がらないドライバーとして人気を博したG430の後継機。
G440シリーズがリリースされます。
発売は2025年の2月6日。
まだ予約段階ですが、ゴルフショップには試打クラブが入荷しています。
気になる場合は試打もしっかり行いましょう。
この時期はキャロウェイやテイラーメイドからも新作モデルが発売されるので、それらとあわせて内容をチェックしてくださいね。
Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84
G440ドライバーの特徴
曲がらないドライバーとして非常に優秀だったG430ドライバーですが、それでも他社メーカーに比べて飛ばないという弱点がありました
G430の問題点
「ピンのドライバーは曲がりにくいがスピンが多い」というのが一般的なイメージ。
ミスヒットに強く、球も上げやすいのですが、その反面バックスピンが多くなりやすいです。
慣性モーメントを上げたり、球が拾いやすいようにヘッドの重心を下げると、フェース側の重心が上にずれてしまうのがセオリー。
そのため、G430シリーズではフェースセンターに重心がないので、センターヒットしてもギア効果でバックスピンが入りやすくなっていました。
一番反発効率が良いセンターにヒットしているのに、バックスピンが増えるのは非常にもったいないです。
フェース面の重心位置を最適化
G440ではこの課題に解決するために、フェース面の重心位置を最適化。
なかなか深重心を維持しながらフェース重心を下げるのは難しいのですが、
- 新カーボンフライ・ラップ・テクノロジー・・・前モデルカーボンクラウン採用
- 新フリーホーゼルデザイン・・・ホーゼル部分の軽量化
- 軽量化された極薄フェース・・・前作よりフェース中心部が4%、周辺部が約7%薄い極薄フェース
などの新技術を導入したことにより、フェース面の重心をセンターに配置することに成功しています。
曲がらないドライバーは従来通り継続され、さらに低スピンでしっかり飛ばせるようになったのがG440ドライバーです。
今作は全部で5モデル
前作のG430同様にG440では5モデルがラインナップされています。
- G440 MAX・・・スタンダードモデル
- G440 SFT・・・ドローバイアスモデル
- G440 LST・・・ロースピンモデル、小ぶりのヘッド
- G440 HL MAX・・・シニア向けの軽量モデル
- G440 HL SFT・・・計量モデルのドローバイアス
それぞれの関係性はG430から変わっていません。
基本的にスタンダードモデルから試打されることをおすすめします。
G440ドライバーの試打評価
G440はシリーズを通して、前作より打感と打音がマイルドになった印象です。
ただ、芯を外した時は少し甲高い音が鳴りますね。
飛距離性能的には前作より低スピンになったので、かなり伸ばしやすいです。
とはいえ、キャロウェイのエリートやテイラーのQi35に比べると、スピンは入りやすいドライバーです。
寛容性が高く、捕まりの良さは健在。
ショットの易しさはそのままに、全体的に飛距離性能が上がったという印象ですね。
ちなみにチーピンなどの左へのミスが怖い場合は、G440 MAXのヘッドにピンツアークローム65sなどを組み合わせてみましょう。
しっかり叩きに行っても、左にひっかけにくくなります。
LSTもありですが、ピンらしさを残すならこの組み合わせが非常におすすめです。
G440ドライバーのスペック
ここではG440シリーズのスペックをまとめています。
シャフト
純正シャフトはこれまで通り、アルタとピンツアー、スピーダーがラインナップ。
ピンツアーはクロームとブラックでスペックが変わるので注意。
また、65と75で重さを選択できます。
HLシリーズはスピーダーの1種類のみ。
ワンフレックスですが、重さでトルクが結構変わるようになっています。
フレックス | 長さ | トルク | キックポイント | 重量 | ヘッド | |
---|---|---|---|---|---|---|
ALTA J CB BLUE | R / SR / S | 46 | 5.3/5.2/5.0 | 先/先中/中 | 49/53/58 | MAX,SFT,LS |
PING TOUR 2.0 CHROME 65 | R / S / X | 45.25 | 4.4/4.2/3.8 | 中/中元/中元 | 55/60/65 | MAX,SFT,LS |
PING TOUR 2.0 CHROME 75 | R / S / X | 45.25 | 3.7/3.3/3.2 | 中/中元/中元 | 67/69/72 | MAX,SFT,LS |
PING TOUR 2.0 BLACK 65 | S/X | 45.25 | 3.8/3.5 | 中元/元 | 59/65 | MAX,SFT,LS |
PING TOUR 2.0 BLACK 75 | S/X | 45.25 | 3.2/2.9 | 中元/元 | 73/76 | MAX,SFT,LS |
SPEEDER NX GREY 35 | ー | 46 | 6.3 | 先 | 38 | HL MAX,HL SFT |
SPEEDER NX GREY 40 | ー | 46 | 5.8 | 先中 | 41 | HL MAX,HL SFT |
G440 MAX
G440 MAX | |
---|---|
定価 | 107,800円 |
発売日 | 2025/2/6 |
参考価格 | 80,000円~(ポイント、クーポン) |
ヘッド体積 | 460cc |
総重量 | 約301g(ALTA SR) |
長さ | 46.0インチ |
フレックス | S/SR/R |
ロフト角 | 9/10.5/12 |
ライ角 | 59.5 |
バランス | D3 |
G440 SFT
G440 SFT | |
---|---|
定価 | 107,800円 |
発売日 | 2025/2/6 |
参考価格 | 80,000円~(ポイント、クーポン) |
ヘッド体積 | 460cc |
総重量 | 約294g(ALTA R) |
長さ | 46.0インチ |
フレックス | S/SR/R |
ロフト角 | 9/10.5 |
ライ角 | 59.5 |
バランス | D1 |
G440 LST
G440 LST | |
---|---|
定価 | 107,800円 |
発売日 | 2025/2/6 |
参考価格 | 80,000円~(ポイント、クーポン) |
ヘッド体積 | 450cc |
総重量 | 約310g(CHROME 65S) |
長さ | 45.25インチ |
フレックス | X/S/R |
ロフト角 | 9/10.5 |
ライ角 | 58 |
バランス | D3 |
G440 HL MAX
G440 HL MAX | |
---|---|
定価 | 107,800円 |
発売日 | 2025/2/6 |
参考価格 | 80,000円~(ポイント、クーポン) |
ヘッド体積 | 460cc |
総重量 | 約271g(NX 40) |
長さ | 46.0インチ |
フレックス | ワンフレックス |
ロフト角 | 9/10.5/12 |
ライ角 | 59.5 |
バランス | D1 |
G440 HL SFT
G440 HL SFT | |
---|---|
定価 | 107,800円 |
発売日 | 2025/2/6 |
参考価格 | 80,000円~(ポイント、クーポン) |
ヘッド体積 | 460cc |
総重量 | 約266g(NX 35) |
長さ | 46.0インチ |
フレックス | ワンフレックス |
ロフト角 | 9/10.5 |
ライ角 | 59.5 |
バランス | C9 |