ゴルフウェアのマナーとドレスコード~ラウンド前にチェックすべし~

「これからゴルフ始めるんだけど、服装はどうしたらいいの?」
「ジャージとかGパンとかダメなんだっけ?」

こんちには、FOLG編集部のミキです。

ゴルフはマナーのスポーツであり、身だしなみがとても大事です。

他のスポーツ違い、特定のユニフォームなどないことも特徴ですが、自分で好きな服装を選べて個性を出せることはゴルフのメリットの一つではあります。



とはいえ、服装の自由の中にも必要最低限のマナーは存在します。

そのマナーを知らずに「ゴルフデビューしてしまう」と、同伴者に不快な思いをさせたり、自分自身が恥をかく結果を招く恐れがあります。

服装マナーやルールの中で自分の個性を出すのがイケてるゴルファーなのです。



この記事ではそんなゴルフの服装に関するマナーについて解説しています。

最後までお読みいただくことで、どんなコンペやゴルフ場に呼ばれても恥ずかしくない格好ができるようになりますよ。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85

国によって服装マナーが違う

この記事では日本におけるゴルフの服装マナーについて紹介していますが、そもそもゴルフは外国でも楽しまれているスポーツであり、国によって服装マナーが違います。

あまりラフな格好をせず、ドレスコードを重視するのがイギリス圏の服装マナー。

誰でも入れるパブリックコースなどが多いアメリカでは、服装も割とラフな格好が主流です。



日本のゴルフ場はイギリス圏の影響を大きく受けており、服装マナーも同様です。

そのため、ドレスコードを重視するゴルフ場が多いことを覚えておきましょう。

名門コースや高いゴルフ場に行くときは事前にチェック

日本はイギリス圏の影響を受けていますが、それも時代の変化とともに服装マナーも緩くなっていきました。

今では特に制限なく自由な格好でラウンドできるゴルフ場も多くなっていますし、ジャケットなどを着用しなくても、注意されないことが多いです。



とはいえ、古き良き習慣を重んじる名門コースなどでは、厳格にドレスコードをルール化しています。

また、ラウンド中のウェアも派手な柄物がNGだったりすることもあります。

そのルールを知らずにラフな格好で来場した場合、「入場を拒否される」可能性もありますので注意しましょう。

行ったことのないゴルフ場やラウンドフィーが高いゴルフ場に行くときは、事前にホームページなどでドレスコードをチェックしておくのがおすすめです。



基本的に名門コースはゴルフ場のメンバー限定かメンバー同伴の場合が多いです。

そのため、ビジター(初見さん)がそのコースをラウンドするには会員さんの紹介が必要となります。

普通はその時にドレスコードの注意点などを説明してくれると思いますが、うっかり忘れてしまう場合もあるため、自分でも一度チェックしておくのが安心ですね。

ゴルフの服装マナー

まず、ゴルフでは

  1. ゴルフ場を往復する服装
  2. ラウンドするときの服装

それぞれの服装に注意しなければなりません。

来場時の服装マナー

どのゴルフ場に来場しても問題ない服装は

  • トップス・・・襟付きのシャツにジャケット
  • パンツ・・・スラックスなどのロングパンツ
  • シューズ・・・革靴

という組み合わせです。



ただし、大体のゴルフ場はもっとラフな格好でも大丈夫だったりします。

例えば、「ジャケット無し+運動靴」で来場しても、OKなところが多いです。

女性の場合も男性と同じような服装イメージですが、革靴の代わりにパンプスなどを履いてもOKです。

ただし、肌の露出が強い服装はNGですし、サンダルやスリッパなども着用厳禁です。



「服装を考えるのが面倒」と思った場合はスーツを選ぶのも一つの手です。

スーツであればドレスコードは完璧ですし、実際にスーツで来場する人も結構います。

ちなみに最近はスループレーが増加しており、”ゴルフをプレーする格好”のまま来場する機会が増えています。



そして、ゴルフ場によってはドレスコードの説明を省略しているところも多いです。

「ラフな格好でも大丈夫か?」と迷う場合は、一緒にラウンドする人を意識するのがおすすめです。

普段から仲のよい友達や先輩の場合はラフな格好でも問題ありませんが、上司や取引先など目上の方とラウンドするときはドレスコードする方が無難です。

大人数集まるコンペなどでも、失礼のないようにドレスコードする方がおすすめですね。

ラウンド中の服装マナー

ラウンド中の基本的な服装としてはキャップ・ポロシャツ・スラックス(チノパン)・ゴルフシューズという構成になります。

そして、男性・女性で注意すべきポイントが若干変わります。

メンズのトップス

トップスにはえり付きのシャツが基本となり、シャツはパンツにインするのがマナーです。

ラフなアメリカスタイルではパンツにインしないことが多いですが、それはゴルフ場によって判断が変わりますので注意しましょう。

また、一部TシャツがOKのゴルフ場もありますが、そもそも数が少ないのでこちらも注意が必要です。
(タンクトップはNG)



一般的にゴルフのトップスにはポロシャツを着用することが多いです。

ですので、無難にいきたい場合はポロシャツからお気に入りの物をチョイスしましょう。

また、熱い夏場は半袖のポロシャツを多用します。

ただし、春~夏にかけて日差しがとても強いので日焼けには注意が必要です。

日焼けが嫌な場合はインナーを着たり、長袖のポロシャツを着用するのもアリです。

逆に冬場は気温が低いので、ヒートテックなどのアンダーウェアにポロシャツ、その上にニットやカシミアのセーターなどを着用するのがおすすめです。

さらに気温が低い場合はウインドブレーカーやダウンジャケット、ブルゾンジャケットなどを着用するイメージですね。

とはいえ、トップスを着込みすぎると肩が全く回らなくなり、飛距離がかなり落ちることがあります。

ですから、できるだけスイングするときは軽装で暖かい格好を意識しましょう。

メンズのパンツ

男性のパンツは基本的にベルトを通せるタイプのロングパンツを選びましょう。

ただし、7分丈、ジョガーパンツ、ジーンズ、カーゴパンツなどはゴルフ場によってはNGの場合があります。

とはいえ、暑い夏場などは短パンを着用してもOKです。

短パン着用時はソックスにも注意しましょう。

くるぶしまでの短いソックスがNGの場合があります。



そして、パンツにはベルトを装着するのもマナーの一つです。

また、パンツのポケットもしっかりチェックしましょう。

ボールなどの小物を入れることも多いですからね。

最近はタイト目のパンツでプレーするのがトレンドですから、しっかり伸縮性のあるタイプのロングパンツを選びましょう。

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ゴルフパンツおすすめ30選~普段着にも応用できて非常に便利!~

レディースのトップス

女性のトップスも男性と同じようなイメージです。

露出の多いキャミソールなどはNGですので、できるだけ襟のついたトップスをチョイスするようにしましょう。

夏場は日焼けを防止するアームカバーやインナーウェア、またはフェースガードなどがあると便利です。

冬場は男性と同じくニットやセーター類が欲しいですし、ウインドブレーカーやダウンジャケット、ブルゾンジャケットなどもあった方がいいです。

着替えるのがめんどくさい場合は入場時にも着用できるワンピースでプレーするのがおすすめですが、男性ゴルファーと同じようにトップス+パンツの組み合わせでも全く問題ありません。

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ゴルフワンピースおすすめ20選~着るのがラクで荷物がかさばらない~

レディースのパンツ

男性と違い、女性ゴルファーはスカートを着用してプレーすることが可能です。

夏場などは風通しがよくなり、非常に快適にプレーできます。

しかし、あまりに丈の短いスカートはNGですし、ベルトを通せないスカートはアウトになります。

また、ゴルフボールなどの小物を入れるポケットは絶対にあった方がいいです。

ゴルフウェアのブランドでしたらそのあたりは網羅されていますが、それ以外のブランドをチョイスする場合は注意が必要ですね。

〇ゴルフスカートのメリットやデメリットはこちら

ゴルフスカートおすすめ20選~華麗にはいてカッコよく決める!~

ゴルフキャップのマナー

ゴルフは基本的にキャップを着用してプレーします。

しかし、クラブハウス内やレストランでは、”キャップを脱ぐことがマナー”とされています。

キャップをかぶったまま歩き回って恥をかかないように注意しましょう。



ちなみにキャップはルールやマナー上、着用が必須なわけではありません。

ですので、キャップをかぶらずプレーしている人を指摘するのはNGです。

とはいえ、万が一どこからかボールが飛んできて頭に直撃することもあり得ます。

また、夏場では熱中症対策にもなりますので、よほど「邪魔だな」と感じない限りはキャップを着用されることをおススメします。

〇ゴルフ帽子のメリットや種類

ラウンド中の頭を保護する!ゴルフ帽子の種類とメリット、マナーについて

ゴルフシューズ

ラウンド中はゴルフシューズを着用するのがおすすめです。

ルール的にはフットサルシューズなどでも代用できますが、どうせならしっかりゴルフシューズを準備した方がよいです。

スループレー時はゴルフ場の来場にゴルフシューズを履いていてもOKですが、普段のプレーでは革靴や運動靴で来場するようにしましょう。



ゴルフシューズはメンズとレディースでそれぞれデザインが用意されています。

ラウンド時は歩くことが多くなりますので、歩きやすさは結構重要です。

また、スイング中に地面をしっかり踏ん張れるように滑り止めがしっかりしていることも大事です。

そのため、ゴルフシューズは滑り止めがしっかり効いており、歩きやすく、履き心地がいいものをチョイスしましょう。

撥水性(水の弾きやすさ)や透湿性(ムレにくさ)がいいものもありますが、その場合は値段がかなり高くなります。

〇ゴルフシューズの選び方も解説しています

ゴルフシューズの選び方~スパイクレスとソフトスパイクの違い~

まとめ

これまでゴルフの服装に関するマナーをまとめてきました。

ゴルフウェアは一般のアパレル商品と比べると割高に感じてしまいますが、吸水性や伸縮性・耐久性など、運動をする上で必要となる要素をしっかり網羅しています。

快適にラウンドするうえでも必需品となるため、しっかり必要なものをチェックしてから準備しましょう。



とはいえ、服装に関しては必ずしも「ゴルフブランドのものを購入する」必要はないです。

例えばの話、ユニクロやワークマンのトップスやボトムスを着用しても問題ありません

〇ゴルフウェアに代用できるポロシャツ

ゴルフウェア代わりに使えるポロシャツおすすめ13選

マナーさえ守れていれば、どんなブランドの服装を着用しても大丈夫なんです。

しかし、そうするためには服装に関するマナーをしっかり知らないといけません。

マナーをあまりよくわかっていない人は、ゴルフブランドの服を購入する方が無難ですからね。

ところで、FOLGではゴルフアパレルに関する情報もたくさんお届けしています。

一度、チェックしていただけますと幸いです。