「パターってどうやったらうまくなれるんだろう?」
「みんなパター練習はどうしてるのかな」
こんにちは、FOLG編集部のミキです。
自分がゴルフを始める前は「こんなに難しいと思っていなかった」パターというクラブ。
実際に打ってみると近い距離でもカップに入らないし、下手すると打つ前より長い距離が残ってしまう場合もよくあります。
パターはどの程度の力加減でどこまで転がり、どこで止まるのかを想定して打たなければなりません。
しかし、これらはイメージ出来てもその通り打つのが非常に難しいです。
そのため、パターをイメージ通りに打つためには日々の練習がとても大事になります。
パター練習にはいろいろな方法がありますが、一番オーソドックスなのがパターマットを使う練習です。
この記事ではパターマットを使う3つのメリットと練習方法について解説しています。
Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84
パターマットで練習する3つのメリット
ショットなどと違い、パッティング練習はあまり広いスペースが必要ありません。
そのため、パター練習にはパターマットを使った自宅トレーニングが非常におすすめです。
さらにパター練習マットはいろいろな形状があるため、上手に活用すれば多くのメリットが生まれます。
ここからはパターマットをを活用するメリットを3つご紹介します。
メリットその① 自宅で練習できる
パターマットは自宅のお部屋のサイズに合わせれば室内で練習が可能です。
練習場まで移動する必要がなく、空き時間を活用してパッティング練習をすることができます。
パターマットを購入する費用は掛かりますが、それ以降は無料で練習できるのも大きいメリット。
また、ゴルフに慣れていない初心者の場合はできるだけ”ゴルフボールやクラブに触れる”ことでゴルフに慣れるというメリットもあります。
メリットその② ベースとなる距離感を養う
パターマットにはいくつかタイプがあり、平らな形状とカップ周辺が底上げされた形状があります。
平らなパターマットは3mほどの長さがあれば、距離感をコントロールする練習などもできます。
一方でカップ周辺が底上げされたパターマットは、実践で上りのラインを強めに打つ練習をすることが可能。
実際はゴルフ場のグリーンによって”ボールの転がる速さが全く違います”ので、各ラウンドごとにアジャスト(距離感の調整)する必要があります。
とはいえ、ベースとなる距離感を養うことができますのでパターマットは非常に有用です。
メリットその③ 方向性を確認できる
ゴルフコースやグリーンは複雑な傾斜で構成されています。
そのため、パッティングしたボールがまっすぐ転がらなかった場合に
- 自分がミスショットしたのか?
- 傾斜で曲がったのか?
を判断するのが難しいです。
その点、自宅に設置したパターマットであれば、パッティングの方向性を正確にチェックすることが可能。
もちろん、パターマットがしっかり水平に設置できていることが前提ですが、パッティングの方向性に悩んでいる場合は一度チェックしてみましょう。
さらにパターマットを活用すれば、自分のパッティングがひっかけやすいのか?押し出しやすいのか?をチェックすることもできます。
パターマットを使ったおすすめの練習方法3選
ここからはパターマットを使ったおすすめの練習方法をご紹介していきます。
パターマットの練習はカップに向かって打つだけではそれほど効果的な練習にはなりません。
パッティングに対する目的意識を持つことが非常に大事であり、限られた時間で効率的に練習することが大切です。
さらにパタースイングで何が重要なのかを意識できれば上達スピードも早まります。
パッティングで大事なのは距離感と方向性をイメージすることですので、それらを養える
パター練習を実践しましょう。
練習方法その① カップを見ながら打って距離感を養う
グリーン上でパターを打つ時は方向と強さをイメージしてボールを見て打ちますが、パターマットを使う練習ではカップを見ながらボールを打つと距離感のイメージがでやすいです。
たとえば、「箱にボールを投げ入れろ」と言われると”その目標物である箱を見ながら”ボールを投げますよね?
それと同じ要領です。
最初はボールを見ないのでインパクトが不安定(トップしたり、ダフったり)になりますが、慣れるとけっこうそのまま打てます。
毎回カップを狙うのではなく、狙う距離もどんどん変えていきましょう。
自分の感覚と距離感を合わせるおすすめの練習方法です。
ちなみに朝一の練習グリーンでも使えますよ。
練習方法その② 片手で打ってスイングをチェック
パターは”できるだけ体の回転で打つのがいい”とされていますが、それでも腕は絶対に使います。
個人的におすすめなのは利き手を使って片手で練習する方法です。
利き手の方が器用ですのでパッティングの力加減を調整しやすいです。
別に「腕を使えってパッティングしろ」と言っているわけではありませんが、パタースイングは利き手をベースに組み立てた方が変な力みが入りにくいです。
ちなみにこの練習をする時、利き手ではない逆の手は宙ぶらりんにするのではなく胸に当てておくのがポイント。
そうするとパッティングの力感と非常に似ているので、両手に切り替えた時も違和感なくスイングできます。
練習方法その③ フェースの向きや体の方向を確認
パターマットにはラインや方向が確認できる表示が書いてあることが多いです。
そのため、転がりの方向を決めるフェースの向きや体の向きの確認が行いやすいです。
実際はグリーン上でまっすぐ構えるのが非常に難しいのですが、無意識に構えた時に自分がどっち方向に向きやすいか?などもチェックしておきましょう。
ちなみにフェースは目標方向にしっかり向けることが大事ですが、体の向きは必ずしも目標方向に向ける必要はありません。
プロゴルファーでもわざと体を開いて構えたりする人もいますので、無理にまっすぐ構えなくて大丈夫です。
大事なのはフェースが目標方向を向いてしっかりインパクトすること。
その際、体がオープンだろうが、クローズだろうがあまり関係ありません。
むしろ、練習マットを活用してオープン・クローズを試してみましょう。
まとめ
これまでパターマットを使うメリットやおすすめの練習方法について解説してきました。
多くのゴルフ場はパー72に設定されており、その中でパターとショットの打数は36が基本です。
そのため、パターはクラブの中で最も使用頻度が多く、パターの精度を上げることがスコアアップにつながります。
さらにパターはショットのように飛距離は関係ないので、正確性やコントロールを高めることがとても重要。
しかし、アマチュアゴルファーがそこまでパター練習しているという話はあまり聞くことがありません。
パターマットは自宅でも気軽に使用でき、練習方法もたくさんあります。
パッティングの世界は奥が深いのでやり始めのうちはうまくいかないかもしれませんが、コツコツ練習を続けていくことがとても大切です。
今回紹介した練習方法をぜひ試してみてくださいね。