この記事ではST-X 230/ST-Z 230シリーズの評価やスペック、特徴をまとめています。
アイアンのイメージが強いミズノですが、新しく出たST-X 230/ST-Z 230ドライバー及びフェアウェイウッド・ユーティリティが話題です。
ちなみに先日行われた日本プロゴルフ選手権でメジャー初優勝した平田憲聖プロはST-X 230ドライバーを使用しています。
スペックがかなり限定的なので、対象となるゴルファーは少ないですが、気になる場合にチェックしてみてくださいね。
Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84
ST-X 230/ST-Z 230ドライバーの評価まとめ
まずはST-230ドライバーシリーズの評価をご紹介しています。
ST-230 X/Zドライバーの特徴
ST-230シリーズ最大の特徴は”コアテックチェンバー”という鉄心ステンレスをヘッドに埋め込んでいることにあります。
埋め込まれた鉄心がスイング方向に慣性の力を発生させ、ボールがインパクトした時の衝撃を緩和します。
つまり、このコアテックチェンバーが当たり負けしない飛びを実現するというイメージですね。
これにより、ミート率の向上やボール初速アップに貢献しています。
また、慣性力のアップはミスショットの軽減にもつながっています。
ちなみにST-230ドライバーはロフトが1種類しかないので注意が必要です。
スリーブ付きなのでロフトはある程度変更することができますが、全く合わない場合もありますので、購入する前に試打することをおすすめします。
ST-230 ドライバーの違い
ST-230ドライバーにはXとZの2種類があります。
それぞれ、
- ST-X 230ドライバー・・・ドローバイアス
- ST-Z 230ドライバー・・・直進性・高慣性モーメント
という違いがあります。
捕まりの良いXドライバーはウエイトの位置やカーボンの使い方に違いがあります。
ヘッドがかえりやすくなるようヒール側にウエイトを集中させたいため、”ウエイトをヒールより・ヒール側のカーボンを少な目”に設計されています。
一方、Zドライバーの方はウエイトをバックフェース側に集中させており、球の上げやすさに関わる重心深度を深く設計しています。
また、これ以外の点でも
- 打感・・・Xの方が硬め
- フェースアングル・・・Xはスクエア、Zは右向き
という違いがあります。
ST-230 ドライバーの評価
ST-230ドライバーは自分の狙った方向に打ちやすい操作性を備えつつ、ミスしたときの被害が少ないというのが全体的な評価になります。
ただし、ST-230ドライバーは万人にあうドライバーではありません。
スペック的にも少しハード目になっていますので、自力で球を上げれない人には少々きついスペックとなっています。
ドローバイアスのXドライバーですら、捕まりは少し抑えめです。
Zドライバーの方はフェースアングルが右に向いていることもあり、自力で捕まえれないとかなりキツイドライバーに感じるはずです。
また、球の高さやスピン量に関しては、両方のドライバーとも吹き上がりを抑えた低スピンの印象です。
そして、注目のコアテックチェンバーですが、ボール初速への貢献というよりもショットの安定感や弾道の強さに大きな影響を与えています。
最大飛距離を狙う場合は他社メーカーのドライバーがおすすめですが、ドライバーショットの操作性及び安定感が欲しい場合にST-230ドライバーは非常におすすめです。
基本的に試打はXドライバーの方から始め、捕まりが強すぎる場合はZドライバーの方に移行するようにしましょう。
ドライバーのチーピンが多い人はST-Z 230ドライバーがおすすめですね。
ST 230シリーズの口コミまとめ
ここではST-X 230/ST-Z 230ドライバーの口コミをまとめました。
ST-X 230ドライバーの口コミまとめ
〇良い評価
- ヘッドが大きく見え、安心感がある
- クラウンのデザインがかっこいい
- 振り抜きが気持ちいい
- 弾道が強くて、よく飛ぶ
- 前作より、飛距離が伸びた
- つかまりがよく、やさしい
〇悪い評価
- ヘッドカバーがダサい
- 値段が高い
- 純正シャフトとの組み合わせが微妙かも
ST-Z 230ドライバーの口コミ
〇良い評価
- 今までのZシリーズよりつかまりがいい
- 直進性が高い
- ミスヒットへの安心感がある
- 打感がいい
〇悪い評価
- 純正シャフトがハードすぎる
- 値段が高い
ST-X 230/ST-Z 230ドライバーのスペック
ここではST-X 230/ST-Z 230ドライバーのスペックをご紹介しています。
ST-X 230ドライバー
ST-X 230ドライバー | |
---|---|
定価 | 92,400円 税込 |
発売日 | 2023/3/10 |
最安値 | 79,800円 税込 |
ヘッド体積 | 460cc |
長さ | 45.5 |
フレックス | S |
ロフト角 | 8.5-12.5(可変ロフト) |
ライ角 | 59(標準) |
バランス | D4 |
ST-Z 230ドライバー
ST-Z 230ドライバー | |
---|---|
定価 | 92,400円 税込 |
発売日 | 2023/3/10 |
最安値 | 79,800円 税込 |
ヘッド体積 | 460cc |
長さ | 45.5 |
フレックス | S |
ロフト角 | 7.5-11.5(可変ロフト) |
ライ角 | 57.5(標準) |
バランス | D4 |
ST-Z 230 フェアウェイウッド・ユーティリティの評価・スペックまとめ
ここからはST-Z 230フェアウェイウッド及びユーティリティの評価をご紹介しています。
ちなみにフェアウェイウッドやユーティリティにはXシリーズがありません。
ST-Z 230 フェアウェイウッド・ユーティリティの評価
基本的なコンセプトはドライバーと同じです。
コアテックチェンバーも採用されており、慣性の力を利用したのが最大の特徴。
ドライバーとの違いはフェース面の素材です。
フォージドβチタンではなく、高強度マレージング鋼(ステンレス)が採用されています。
ちなみにチタンをやめたのは、重めの素材にして慣性モーメントを上げたかったからだそうです。
そして、ウッドやユーティリティはZシリーズになりますが、ドライバーと違って球は比較的つかまりやすくなっています。
特にフェアウェイウッドはフェースアングルも少し左向きになっており、つかまりそうな安心感があります。
また、スピン量は少なめですが、弾道が強く直進性が高いです。
ラクに距離は出しやすいですが、グリーンを狙うにはちょっと向いてないかもしれません。
ティーショットや長いパー5で活躍しそうです。
ST-Z 230 ユーティリティのスペック
ST-Z 230 ユーティリティ | |
---|---|
定価 | 47,300円 税込 |
発売日 | 2023/3/10 |
最安値 | 47,300円 税込 |
番手 | 3番(17-21)、4番(20-24)、5番(23-27) |
フレックス | S |
ライ角 | 56/56.5/57 |
バランス | D3 |
ST-Z 230 フェアウェイウッドのスペック
ST-Z 230 フェアウェイウッド | |
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定価 | 58,300円 税込 |
発売日 | 2023/3/10 |
最安値 | 48,400円 税込 |
番手 | 3番(13-17)、5番(16-20) |
フレックス | S |
ライ角 | 55.5/56 |
バランス | D3 |