無駄に練習する前に読むべし~ゴルフが上達する5つの方法~

「練習してるのにゴルフの成果が出ない」
「どうやって上手くなったらいいかわからない」

こんにちは、FOLG編集部のミキです。

この記事ではゴルフが上達する5つの方法をご紹介しています。

しかしながら、ネットでよく見つかるような具体的な練習方法を紹介しているモノではありません。

もっと根本的な部分に焦点をを当てて、記事を構成しています。



人は無意識に選択肢を狭めてしまう傾向があり、結果的に効率の悪い方法をとってしまうことがよくあります。

いろんな練習方法を探すことも大切ですが、まずは「その練習が本当に自分に必要なのかどうか?」を判断することがとても大切です。



私はゴルフをはじめてから5年近く100切りができませんでした。

ほぼ毎日練習していたにもかかわらずです。

しかし、これから紹介する内容を意識したことにより、劇的にスコアが改善しました。

別に特別なことはやっていません。

誰にでもできることです。



なかなか上手くいかないのが人生もゴルフも面白いところではあります。

しかし、できるだけ無駄なくゴルフが上達した方がいいに決まっています。

なぜなら、時間やお金というリソースは限られているためです。

この記事を読んだからと言って、「必ずあなたのスコアがアップする」ということを約束することはできません。

ただ、何かしらのヒントは得られるはずです。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84

ゴルフが上達する5つの方法

ゴルフが上達する5つの方法をご紹介します。

今まで見落としている部分もあるかと思いますので、しっかりチェックしていきましょう。

ラウンドの回数を増やす

もっとも効率よく、実践的に上達できるのが、ラウンド回数をこなすことです。

みんな「ゴルフ場で練習する」という意識が低すぎます。

実践をこなすことこそ、最大の練習になるのです。

ゴルフ練習=練習場でするもの ではありません。



練習場でスイング技術を向上させることも大切ですが、ショットの上手さとゴルフの上手さは全くの別物になります。

もちろん、ショットの精度も非常に大事でゴルフスコアにも影響してきます。

しかし、それだけでは不十分なのです。



風の影響やライ(芝や傾斜)の状態、ピンのポジションなど、スコアに影響してくる要素がゴルフ場にはいっぱいあります。

スイングの正確さだけでどうにかできるものではなく、状況判断力やコースの攻め方など、頭を使ったり、知識が必要な部分が結構あります。

また、普段と違う環境なので「練習場では上手く打ててたのに本番では曲がりまくる」という現象もよく起こります。

そのため、ゴルフで上達するためには実戦練習が必要不可欠です。

つまりラウンド回数を増やすことが大切です。



誰しもに時間や予算の制約があるとは思いますが、根本的に「何とかラウンド回数を増やす方法を考える」必要があります。

練習場に10回行くより、ラウンドに1回行った方がはるかにゴルフが上手くなります。

できるだけラウンドにいける費用や時間を確保しましょう。

それが一番早くゴルフが上達する近道なのです。


*FOLGではラウンド費用をお得にする方法をまとめています。

ゴルフ代が節約できる6つの方法~安く賢くラウンドすべし~

*また、ゴルフ仲間と都合がつかない場合は一人予約を使うのもおすすめの方法です。

一人予約でゴルフする3つの方法~ラウンドするのが一番の練習~

自宅でパターやアプローチ練習

自宅で簡単に練習できるようにパターマットやアプローチネットを用意するのも効果的です。

特にラウンド回数を稼げない場合は、できるだけ自宅で練習できる環境を整えましょう。

パターやアプローチがスコアメイクに非常に重要だということもありますが、それ以上にゴルフクラブを握る機会を増やすことがとても大切です。

特に普段クラブを握り慣れていない初心者の場合、いざラウンドするときにクラブを握るだけで緊張してしまいます。

もちろんショットの緊張感もありますが、普段からクラブを握る回数を増やしておけば、いくらか緊張感を和らげる効果が期待できます。



また、普段からパター練習やアプローチ練習をしていると、ボールの当て感が磨かれていきます。

感覚的な話になりますが、ボールとコンタクトするスポーツですから、この当て感は非常に大事です。

見た目のスイングが無茶苦茶な人でもゴルフが上手い人はたくさんいますが、それはこのボールの当て感が優れているからです。

アプローチなどのハーフショットで当て感を磨くことはフルショットの練習にもつながりますし、結果的にショットの上達にもつながります。

できるだけアプローチやパッティング練習ができる環境づくりを意識しましょう。

アプローチ練習器具おすすめ17選~自宅で揃えて練習代を節約~

練習環境を整える

練習場などで自主練するときに環境を整えることは非常に大事です。

何も考えずにボールを打っていても、上達は見込めませんし、余計なことを考えて下手になってしまうリスクもあります。

できるだけ客観的に自分のスイングをチェックできるように

  • スイングの動画をとったり
  • ボールスピードやヘッドスピードを計測する

ことはとても大事です。



器具を準備したりする必要がありますが、簡単な計測器なら比較的安価に購入できますし、動画の撮影はスマホがあれば十分です。

3脚があった方が便利ですが、最悪スマホだけでもなんとかなります。

自分の意識と実際のスイングが大幅に違うこともよくありますし、動画でスイングチェックするのは本当に大事です。

練習場に設置するのが恥ずかしいかもしれませんが、その場合はスイング動画を自動で撮ってくれる練習場などを活用しましょう。

シミュレータがあるインドアの練習場では撮影機能がついている場合が多いのでおすすめです。

*インドアの練習場を検索するにはこちらのサイトがおすすめです。

【ゴルフメドレー】アマゾンギフトがもらえてゴルフ練習場やレッスンを探せるサイト

考え方や知識を身につける

無限に練習時間があれば、誰でもゴルフは上手くなります。

極端な話、毎日ラウンドに行っていれば、そのうちイヤでも100切りできます。

しかしながら、現実は仕事や家事・育児、プライベートの時間など、なかなかゴルフ時間を確保するのが難しかったりします。

また、資金面での問題もあり、そこまでゴルフにお金を使うのが難しい場合もあります。

限られたリソース(時間とお金)で効率よく結果を出すためには、「ちゃんとしたゴルフの知識」を身に着けることがとても大切です。



ゴルフに必要な知識にはスイングやショットだけでなく、ゴルフクラブやコースマネジメントなど様々なものがあります。

知識の習得は一朝一夕で終わるものではなく、長い時間をかけてこつこつやっていくしかありません。

幸い、情報収集にはネットやyou tubeなど無料で使えるものがたくさんあります。

もちろん、多少費用は掛かりますが、書籍などを購入しても問題ありません。

大事なのは少しづつでもいいので自分で調べること、そして、身に着けた知識を実践するという意識です。

ちゃんとしたレッスンを受ける

アマチュアは独学でスイングを構築しがちですが、間違った方向に進みやすく、結果的に時間もお金もロスしていることが多いです。

そのため、最もメジャーな方法ですが、優秀なコーチ(インストラクター)にレッスンしてもらうのがおすすめです。

しっかりしたコーチであれば、自分の体形や腕力、姿勢・体の動かし方の癖など、複雑で様々な状況を判断して、適切なアドバイスをくれます。

なかなか自分ではスイングを客観的にチェックすることは難しいため、第3者にチェックしてもらうことは非常に重要です。

タイガーウッズを含むPGAのトッププロですら、自分のスイングをチェックしてくれるコーチを付けているぐらいですから、下手なアマチュアゴルファーにはもっと必要であると思いませんでしょうか。



とはいえ、レッスンには費用がかかるので、申し込むのをあきらめる人が結構います。

しかし、レッスンに通わず上達しようとすると、「練習場に通って、数多くの球を打つ」必要があり、自分が想像している以上のお金と時間がかかってしまいます。

それでしっかり上達できていれば問題ありませんが、世の中の大半のゴルファーは上手くなっていません。

むしろ我流でへんな練習をしたために下手になってしまうゴルファーもたくさんいます。

ゴルフ上達を考えるうえで、コーチを付けずに練習しまくるのは、意外とリスクの高い行為になるのです。



FOLGではレッスンを受けることをおすすめしていますが、どんなレッスンでもいいわけではありません。

中には適当なことを言って、生徒をだますような悪質なレッスン業者もあります。

それこそ時間とお金の無駄になりますので、レッスン・スクール選びは慎重に行う必要があります。

ここでは長くなりすぎるので省略していますが、詳細を知りたい場合は↓の記事をチェックしてください。

自分に合うゴルフレッスンの選び方~6つのポイントを意識すべし~

練習方法を調べる際の注意点

ゴルフはL字型の偏重心クラブを使うスポーツです。

シャフト(棒)の延長線上に重心がなく、野球のバットやテニスラケットと比べて、非常に取り扱いが難しい道具になっています。

この前提を理解するのが非常に重要で「ただの棒だと認識して」振っていると、自分が思うように上達することはできません。



ネット上には様々な練習方法やドリルが紹介されています。

初心者向けに発案されたものも多く、効果的な練習も多いですが、中には自分に合ってない間違った練習方法も存在します。

また、ゴルフ理論の変化やクラブの進化など、環境の変化に合わせられていない練習方法も存在し、「何も考えずにうのみに練習している」と、逆に下手になってしまう危険性だってあります。

そのため、あらかじめクラブの特性を理解して知識武装していないと、こういった間違った練習の罠にハマってしまうことだってめずらしくありません。



せっかく時間をかけて練習しているのに、間違った練習方法で下手になってしまっては元子もないです。

自分で調べた動画や情報が「ちゃんとクラブの特性を理解してる練習方法なのかどうか?」を基準にチェックするようにしましょう。

ちなみに私自身がおすすめしているのが、こちらのyou tubeチャンネルです。

ゴルフスイング物理学

上手くなるともっと面白くなる

ゴルフはとても繊細なスポーツであり、道具も扱う非常に難しいスポーツです。

初心者ゴルファーの時はあまり意識していませんでしたが、やればやるほどゴルフの奥深さにはびっくりします。

そして、「ゴルフを始めた時にしっかり準備しておけば、、、」と思うことも少なくありません。



ゴルフにハマればハマるほど、もっと上手くなりたいと誰しもが考えます。

私自身や周りの友達もそうでしたが、闇雲に練習したところでゴルフが思ったように上手くならないことがほとんどです。

上手くなれずに諦めてしまう人もなかにはいますが、それは非常にもったいないことです。

なぜなら、ゴルフは上手くなればなるほど、どんどん面白さが増していくためです。



これまで紹介してきた方法はどれも時間がかかりますし、根気がいることばかりです。

しかし、せっかくゴルフというスポーツに出会ったのですから、あきらずにしっかり続けられることを願っています。