タイトリストから待望の新作ドライバーが発売されました。
その名も「GTドライバー」となっており、Tシリーズから名前が変更されています。
ちなみにGTはジェネレーション・テクノロジーの略であり、次世代の技術という意味が込められています。
前作のTSRドライバーの評判が良かっただけに、今作のGTシリーズに注目している人も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなタイトリストのGTドライバーのスペックや評価、口コミなどをまとめています。
GTドライバーの特徴
今回のGTドライバーは車のゲームで有名な「グランツーリスモ」からインスピレーションを受けたデザインになっているそうです。
前作のTSRから大きくデザインが変更されたわけではありませんが、高級感・力強さ・スピード感・美しさなどが表現されています。
また、ドライバーの性能面でも前作より進化しています。
クラウンの軽量化
前作のTSRはフルチタンのヘッドでした。
しかし、今作のGTドライバーは新素材ポリマーを使うことにより、クラウン部分の重量を軽量化しています。
(ポリマー素材はチタンの1/3の重量)
そして、軽量化により余った重量はヘッド内部の前方に配置することにより、ボール初速が大幅にアップ。
さらに後方にも重量を配置することにより、ヘッドの慣性モーメントがアップしています。
ちなみにGT2~4までの3モデルでは、それぞれ重心位置が異なります。
そのため、ゴルファーのヘッドスピードや打ち出し角度、バックスピン量によって、マッチするドライバーがチョイスできるようになっています。
また、クラウンは新技術により、素材や継ぎ目が目立たないシームレスな外観を実現。
シンプルで高級感のあるデザインが、ゴルファーのアイデンティティを高めてくれます。
VFTフェース
タイトリストのフェース面はルールギリギリの高反発性が特徴です。
その高い反発係数を叩きだしているのが、スピードリングVFTフェース。
クラブフェースの外周部分を補強し、センターヒット時のボールスピードを最大化。
また、フェースの場所によって肉厚が変更されているため、打点が芯を外れた場合でも初速が落ちにくくなっています。
各モデルの特徴
各モデルの違いを解説します。
アベレージ向けの比較的易しいモデルがGT2ドライバー。
高い慣性モーメントが特徴で、打点がズレやすいアマチュアゴルファーにおすすめのドライバーです。
シャローフェースで打ち出し角度が高めであり、自分で球を上げるのが苦手な人もしっかり振っていけます。
ちなみに先調子系のシャフトであるディナリが標準なのはGT2ドライバーのみです。
一方、ディープフェースで中弾道を打ちたいゴルファーにおすすめなのがGT3ドライバーです。
弾道や曲がりをある程度コントロールしながら、効率よく飛ばしたいゴルファーにおすすめ。
GT4ドライバーはヘッドが小振りで振り抜きの良い、ロースピンモデルのドライバーとなっています。
GT3も低スピンタイプのドライバーですが、さらにスピンを抑えたいゴルファーにおすすめです。
GTドライバー口コミまとめ
ここでは実際にGTドライバーを使っているユーザーの声をまとめました。
参考にしたのはGDOショップの口コミです。
GT2ドライバー
- デザインがかっこよく、構えやすい
- 程よい捕まりが良い
- TSRより飛ぶ
- TSRより球を上げやすく、曲がりが減った
- 打感が軟らかい
- 値段が高い
- クラウンのGTマークがいらない
GT3ドライバー
- HS40でもテンセイブルーが使えた
- 使っていくうちにヘッドスピードが上がっていった
- 定価が高い
- 飛距離及び操作性が過去モデルを超えた
- ミスヒットしてもそれなりに飛ぶ
- 打感と音が好み
- ヘッドが軽くなったが、重量感は変わらない
- GT2より顔がシャープで構えやすい
GTドライバーのスペック
ここではGTドライバーのスペックをまとめています。
純正のシャフトはヘッドによって異なりますので注意しましょう。
シャフトのスペック
フレックス | トルク | 重量 | ヘッド | |
---|---|---|---|---|
DENALI RED 40 | 4 | 6.2 | 48 | GT2 |
DENALI RED 50 | 5.0/5.5 | 5.9/5.4 | 52/53 | GT2 |
TENSEI 1K BLUE 55 | S | 4.7 | 59 | GT2,GT3 |
TENSEI 1K BLACK 65 | S | 3.6 | 67 | GT3,GT4 |
TOUR AD DI | S | 3.3 | 65 | GT2,GT3 |
TOUR AD VF | S | 3.3 | 65 | GT2,GT3 |
GT2ドライバー
GT2 Driver | |
---|---|
定価 | ¥107,800(税込)/¥129,800(税込) |
発売日 | 2024/8/23 |
参考価格 | 98,000円 |
ヘッド体積 | 460cc |
総重量 | 310~322g |
長さ | 45.5インチ |
フレックス | S/4.0/5.0/5.5 |
ロフト角 | 8/9/10/11 |
ライ角 | 58.5° |
バランス | D4~D5.5 |
GT3ドライバー
GT3 Driver | |
---|---|
定価 | ¥107,800(税込)/¥129,800(税込) |
発売日 | 2024/8/23 |
参考価格 | 98,000円 |
ヘッド体積 | 460cc |
総重量 | 310~322g |
長さ | 45.5インチ |
フレックス | S |
ロフト角 | 8/9/10/11 |
ライ角 | 58.5° |
バランス | D4~D5.5 |
GT4ドライバー
GT4 Driver | |
---|---|
定価 | ¥107,800(税込) |
発売日 | 2024/8/23 |
参考価格 | 98,000円 |
ヘッド体積 | 430cc |
総重量 | 324g |
長さ | 45.5インチ |
フレックス | S |
ロフト角 | 8/9/10 |
ライ角 | 58.5° |
バランス | D6 |