スリクソンの飛距離に特化したモデルがXシリーズ(X,X2,X3)です。
Xシリーズは飛距離性能がかなり高く、ドラコン競技での公式球となっているほど。
スリクソンX MAXはそのXシリーズの最新作ということもあり、非常に注目されています。
この記事ではスリクソンX MAXボールを特集しています。
Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84
X MAX ボールの特徴
今作のX MAXは前作のX3の飛距離性能を引き継いで大きく進化しています。
最大の違いはボールやコアの硬さが変わったことにあります。
X MAXはX3に比べて、大幅にボールが軟らかくなっています。
そのため、打感も前作に比べるとかなりソフトに感じるはずです。
一般的に打感をソフトに(ボールが潰れるように)すると、ボールの反発が落ちて初速が上がらない傾向があります。
そのため、飛距離特化のボールは潰れにくい硬いコアで設計されることが多いのですが、硬い打感や弾き感を嫌うゴルファーは結構多いです。
また、スピン量はボールの潰れ具合に影響されることもあり、ソフトな打感でしっかり飛ぶボールというのはいろんなゴルファーが追い求める理想のボールになります。
(できるだけインパクト時に潰れた方が低スピンになります)
スリクソンX MAXボールはその理想を実現するために数百通りの実験を繰り返し、軟らかいのに高反発する「エックスマックス・コア」を開発することに成功しました。
さらに3ピースのミッドカバーにも新規材料を配合し、X3ボールに比べて打ち出し角度がアップしています。
低スピンでもしっかり上がってくれるボールになっており、最も効率よくボールを飛ばせる性能だと言えます。
まとめると、打感が軟らかく、ボールがしっかり上がって、高初速で飛んでいくのがX MAXボールです。
グリーンやアイアンショットでのスピン性能はZ-STARシリーズなどに劣りますが、とりあえず飛ばしたいというゴルファーにおすすめのボールです。
X MAX ボールの口コミ分析
X MAXボールを使用しているユーザーの口コミや平均スコア、ヘッドスピードなどを調査しました。
データはこちらのサイトを参考にしています。
調査した時点でGDOショップのレビュー数は143件でした。
そのうち、サンプルとして100件を集計しています。
平均スコア | ~72 | 73~82 | 83~92 | 93~100 | 101~110 | 111~ |
---|---|---|---|---|---|---|
個数 | 0 | 3 | 46 | 38 | 8 | 5 |
割合 | 0% | 3% | 46% | 38% | 8% | 5% |
ヘッドスピード | わからない | 35~38 | 39~42 | 43~46 | 47~50 | 50~ |
---|---|---|---|---|---|---|
個数 | 5 | 19 | 46 | 25 | 4 | 1 |
割合 | 5% | 19% | 46% | 25% | 4% | 1% |
平均スコアは他の銘柄とそこまで差がありませんが、ヘッドスピードに関しては偏りがある印象です。
特にヘッドスピードが~42m/sで7割近くあり、その層からの需要が非常に高いことがよくわかります。
ちなみにGDOでの平均評価は☆4.3でした。
おおむね高評価ですが、Z-STARシリーズに比べると満足できなかったユーザーが一定数いた印象です。
口コミの内容としては
- ミスヒットでも飛ぶ
- 打感の柔らかさ
- スピンの少なさ
- パターのアライメント
- 意外とスピンが入る
などが評価されています。
一方で人によっては飛距離の恩恵が感じられなかったり、デザインが気に入らなかったりと、評価が悪くなっているところもあります。
また、コスト的にZ-STARシリーズの方が安く入手できることも評価が伸びなかった原因だと考えられます。
X MAX ボールのスペック
X MAX | |
---|---|
定価 | オープンプライス |
発売日 | 2024/4/5 |
参考価格 | 5,980円 |
ピース | 3ピース |
コア | エックスマックス コア |
カバー | H.R.カバー |
ミッド | スーパースピード ミッド |
ディンプルパターン | 強弾道338スピードディンプル |
ナンバー | 1、2、3、5 |
タイプ | ディスタンス |
カラー | ホワイト、イエロー |