ゴルフで営業を成功させるコツや新しい人脈を作る方法

ゴルフラウンドは1日を通して同伴者と過ごしますから、一緒にラウンドする人の性格はよくわかるようになります。

私はラウンドしてて”この人とは合わないな”と思うことがたまにあります。

また、一緒にラウンドする人の性格がポジティブなのか・ネガティブなのか、慎重なのか・大胆なのか、なども一緒にプレーしてみるとよくわかります。

個人的には周りへの気遣いやマナーなどがちゃんとできているかどうかが一番重要なんですが、できてない人もたまに見かけますよね。



ところで「ゴルフが新しい人脈の発掘や取引先との営業に効果的だ」と言われていることを知っていますか?

それゆえ無理やりゴルフをやらされる営業マンもかなりいらっしゃるみたいですが、実際に営業に効果があったのかどうかはやってみた本人にしかわかりません。

そのため、実際に効果があったのかどうかをいろんな方にインタビューしてみることにしました。

この記事では

「ゴルフが仕事に活かせるのか知りたい」

「これからゴルフを始めようか悩んでいる」

という方に向けて、ゴルフで営業や人脈作りが上手くいった経験談をご紹介しています。

また、最後に営業が成功しやすい秘訣についてもまとめています。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ウェブサイトを運営しながら、ゴルフショップで修行中の身。本業は自営業。大阪府在中、ゴルフ歴10年~、アベレージスコア90前後、ベストスコア84

ゴルフで営業や人脈作りが上手くいった事例集

今回はアンケートサイトを利用して実際に営業や仕事にうまくつながったエピソードを書いていただきました。

それぞれシチュエーションは違いますけど、かならず参考になる部分はあると思いますので、全部読まれることをおすすめします。

情報の先取り(40代男性会社員)

私は新卒から18年不動産営業をしておりました。

不動産業、建設業ではゴルフ営業という言葉が普通にあり、会社が小さくなるほどゴルフ営業の必要が出てきたりします。

私がゴルフ営業で経験し思った一番の利点は『取引先になりえる会社の社長など役員と会って仲良くなれる』でした。

通常の仕事では会えない社長等の役員に会え、その役員と半日一緒にスポーツをするわけですから仲良くなっていくに決まっています。

例ですが、私もゴルフのおかげで東海地方、広域に展開するコインランドリー経営の会社社長と仲良くなりました。

何度もゴルフに同行させていただき、その中でその会社が今後どう展開していくかなど、他に出ていない情報を先行して頂けるわけです。

その情報を基に先回りして提案をしていくわけです。

社長からは『君はいつも弊社が欲しい情報をもってきてくれるね』と言われますが、そりゃゴルフ営業で先に情報を聞いているわけですから当たり前ですよね。

でも、情報が武器になる時代ですからゴルフ営業みたいな、いわゆるアナログ営業が武器になるのです。

一つの例で書きましたがこのような例は何個もあります。

スコアで仕事をゲット(40代男性自営業)

私は水産会社の営業で、取引先のコンペに招待してもらいました。

その時たまたま同じパーティーだったんですけどそこの営業担当者がゴルフが上手だった人で「私に勝ったら取引しましょう」という賭けを申し込まれました。

私は営業成績は良くないんですけどゴルフだけが得意でそこの営業担当者に勝ちまして仕事をもらえました。

ゴルフという接待(50代女性会社員)

ゴルフが営業の成功につながると言われ私は密かに必死にゴルフを練習をしてチャンスをうかがっていました。

取引先のお偉いさんに犬好きという共通の話題から仲良くなり、なんとなくゴルフの話題にしてお誘い頂きました。

ゴルフ場では取引先の方々を徹底的に接待し、茶店などでも自分が走り話題作りに努力しました。

コース上では常に取引先の方々が気持ちよくプレー出来るかを考えて、自分は迷惑をかけない程度にプレーしました。

ゴルフ終了後、ゴルフ場のレストランで取引先の方々のお酒がすすんだ所でお仕事のお話をさせて頂いた所、すんなりと良いお返事を頂く事ができました。

逆転の取引(30代男性会社員)

当時私が31歳、保険会社の営業(直接営業ではなく代理店営業ですので、代理店教育や代理店開発が仕事のメイン)をしていたころの話です。

私は東北地方に転勤して仕事をしていたのですが、地元に他社保険の販売で東北TOPの大規模代理店(A社とします)がありました。

当社商品の取り扱いの提案を先輩方から何年も続けていたのですがあまり取り合っていただけない、という状況でした。

そんな中、当社も、A社もお付き合いのある地元の企業主催のゴルフコンペで、A社取締役の方と私が同じ組で回ることになりました。

その方と面識はあったのですが(何度か当社の取り扱いの提案をしたことがあったので)、コンペ当日は私からその方には一切その話(当社取り扱いの話)はせずに、ひたすらに他の2名の方のフォローに徹しました(残りのお二人が、あまりゴルフがお上手ではなかったため、スムーズな進行のためにも、という意図でしたが・・・)。

するとホールアウト後の風呂でA社取締役の方から「同じ組だと分かった時からてっきり営業をしかけてくるもんだと思っていたがそんな素振りを見せないどころか、若いのに全体を見て動く姿に感心しました、今度ゆっくり事務所で会話しましょう」と言っていただけ、その2か月後にA社に当社商品の取り扱い(委託業務契約の締結)をしていただくことができました。

ゴルフの場で仕事の話を前面に押し出すことは避けよう、という意識はありましたが、それ以上に「今全体を見たときに何をすべきか」を考えて行動した結果、見てくれる人はいるものだ、と思ったことを覚えています。

数奇なめぐりあわせ(50代男性会社員)

メンバーコースに一人でエントリーしたときのお話です。

普段私はメンバー同士でラウンドするのですが、その日はたまたま1日がオフとなりすることもないので一人でメンバーコースに向かいました。

クラブハウスにラウンド希望を申し出てしばし待機。

しばらくして、その日一緒にラウンドする方を紹介していただきました。

その日は運良く2人きりのゆったりラウンドとなりました。

出だしの2ホールまでは、お互い会話もすること無くプレーが進行しましたが、きっかけは私のミスショットでした。

3番Hティーショットで大きくスライスし、ボールはOBに近い深いラフに飛んでゆきました。

一緒にラウンドした方が先に私のボールを見つけてくれました。

幸いOBではなくセーフ。そこから会話がはずみました。

前半の9ホールを終えクラブハウスで昼食をしているうちにお仕事の話に進展しました。

その方は貿易関係の会社を経営されている方で近年の韓流ブームで韓国企業との取引が多く、この機会に韓国語の通訳ができる人が居れば紹介してほしいとのことでした。

その方に向かって、「あなたの探している人は、今、あなたの目の前に居ますよ」と冗談っぽく伝えたところ話が一気に進みました。

今は週3日アドバイザリースタッフとしてその方の会社スタッフに韓国語翻訳のコツや電話の応対方法、韓国文化など教えています。

ゴルフが出来るやつは仕事も出来る(40代会社員男性)

15年ほど前に右も左もわかららない、縁もゆかりも無い地方の営業所に転勤になりました。

ステップアップのための3年間の期間限定での転勤であり、気軽に考え、家を探し、引越しを終え、いざ地方生活をスタート。

ですが、あまりにも暇で暇で。。。なんせまったく知り合いのいない土地、地方営業所で営業範囲も限られているため仕事は定時で終了、家族は里帰り出産中で家に帰っても一人。

廃人のような生活になりそうだったので、マンションのすぐ近くにたまたまあったゴルフ練習場に、暇つぶしのため通い始めました。

年に2回、会社のゴルフコンペ以外でクラブを持つ事も無かったのですが、まぁなんせ時間を持て余していたので、ほぼ毎日通っていました。

そのうち、年齢的に同じくらいの方とよく顔合わせるようになり、何かのきっかけで挨拶をしたり、他愛も無い話をするようになりました。

そして、その方と話すようになって半年ぐらい経った時にラウンドに誘われ、地方初めてのコースに繰り出しました。

そこから3ヵ月に1回ぐらいのペースで一緒にラウンドするようになり、家も近かったこともあり、プライベートでも交流が増えました。

そこからさらに1年程度経ち、たまたま営業先を回っていたところ、街中でその方に偶然会い、仕事の話になりました。

なんとその方、地方では有名な企業の、とある部署の責任者に近いポジションの方であり、しかも、自分の会社でお手伝い出来る案件が多く、ぜひ一緒に仕事しようと誘っていただき、多い時で今では年間5000万円以上の取引となりました。

この年、地方営業所としては、20年来の最大売上数字となり、昇進したのは云うまでもありません。

そして、それまで、会社としてあまり推奨されていなかったゴルフ接待が受け入れられやすくなったのは自分のおかげだと社内で自負しています。

その方のおっしゃった一言、
【ゴルフが出来るやつは仕事も出来る】
今でもその言葉、よく流用させていただいています。

その頃ようやく100が切れるようになったスコアも、あれから20年経って、立派にシングルゴルファーになり、今は本社で他の企業様も含めたゴルフ接待要員(笑)として、営業部の管理職としてやらせていただいています。

営業がうまくいく秘訣

いままで紹介したエピソードは一部の話に過ぎず、これ以外にもゴルフを通していろんな営業が成功した事例がたくさんあります。

しかし、これまでのエピソードでも共通しているあるポイントに注意しなければなりません。

それはラウンド中に営業の話はしないことがあげられます。

逆の立場になるとよくわかりますが、せっかく気分よくラウンドしているのに「いきなりめんどくさい営業をかけられる」と十分に楽しむことができなくなります。

可能であれば、取引先の方から仕事の話を振ってもらうまで待つのがベストです。

もちろん、仕事にはノルマやリミットがあるので、声がかからない場合は自分から話を切り出す必要がありますけど、ゴルフに集中している時間帯に営業をかけるのは絶対にやめましょう。

ラウンド中は取引先の方が気持ちよくプレーできるように気遣いを怠らずにマナー良くプレーするのが大事。

また、取引先の方以外にも同伴者がいる場合でも、取引先の方と同じような対応を取りましょう。
(人によって対応が違うと、媚びを売っているように見えてしまいます)

重要なのは次回以降も「自分(あなた)とラウンドしてみたいな」と取引先の方に思ってもらえるかどうかです。

単発の営業が成功すればいいわけではありません。

できれば継続してその方と長い仕事のお付き合いをしたいわけですよね。

だったら、焦らず下地をじっくり作りこんでから、仕事の話に持っていくようにしましょう。

まずはゴルフ仲間として認識してもらうことが大事です。

そうすれば、その方だけでなく、新たな取引先をゴルフ経由で紹介してもらえる可能性だってあります。

ゴルフのメリット

なかなか仕事と密接している趣味(スポーツ)はありません。

ほんとにゴルフは特殊なスポーツだと思います。

でも、せっかく営業の仕事をしているのであれば、このゴルフというツールを活用しない手はありません。

もし今までゴルフに触れる機会がなかったとしても、まったく問題はないのです。

大半のゴルファーは社会人になってからスタートしますし、ご年配の初心者ゴルファーだってたくさんいます。

ゴルフ技術の上手い・下手はあまり関係ありません。

それよりも大事なのは気づかいや人間性です。

ゴルフ場はそれらを最大限アピールできる場所なのです。

確かにゴルフには時間もかかりますし、費用もそれなりにかかってしまいます。

しかし、それでも今後得うるであろうメリットは計り知れません。

一歩踏み出す勇気が必要ですが、試しにゴルフクラブを握るところから始めてみてはいかがでしょうか。