パターマットを使うことによる3つメリットとおすすめの練習方法3選

「パターってどうやったらうまくなれるんだろう?」

「みんなパター練習はどうしてるのかな」

こんにちは、FOLG編集部です。

自分がゴルフを始める前はこんなに難しいと思っていなかったパターというクラブ。

実際に打ってみると近い距離でもカップに入らなし、下手すると打つ前より長い距離が残ってしまう場合もよくあります。

パターはどの程度の力加減でどこまで転がり、どこで止まるのかを想定して打たなければなりません。

しかし、これらはイメージ出来てもその通り打つのは難しいことです。

そのため、パターをイメージ通りに打つためには日々の練習がとても大事になります。

パター練習はいろいろな方法がありますが、一番オーソドックスなのがパターマットを使う練習です。

では、パターマットを使うメリットと練習方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

パターマットで練習する3つのメリット

多くのゴルフ場はパー72に設定されていて、その中でパターとショットの打数は36が基本とされています。

そのため、パターはクラブの中で最も使用頻度が多く、パターの精度を上げることがスコアアップにつながります。

さらに、パターはショットのように飛距離は関係ないので、正確性を高めることが重要です。

このようにパターはスコアアップに直結しますが、練習はドライバーやアイアンなどに偏りがちでパターの練習をしていないという人はもったいないことをしていることになります。

パター練習はボールを転がすため、練習グリーンのように表面が芝生なら転がりのイメージが分かりますが、自宅などでの練習では人工芝のパター練習マットなら同じ練習が出来ます。

さらに、パター練習マットはいろいろな形状があるため、上手に活用すれば多くのメリットが生まれます。

では、パターマットで練習するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

メリットその① 自宅で練習できる

パターマットは自宅のお部屋のサイズに合わせれば室内で練習ができます。

パター練習マットは天然芝に近い素材なので、グリーンを想定したイメージ練習ができるメリットがあります。

メリットその② 形状の違うパターマットなら距離感を養う練習ができる

パターマットは平らな形状とカップ周辺が底上げされた形状があります。

平らなパターマットは3mほどの長さがあれば初心者が距離感を養えるメリットがあります。

一方で、カップ周辺が底上げされたパターマットは、実践で上りのラインを強めに打つ練習ができるメリットがあります。

メリットその③ グリーンのイメージを掴めるメリット

パター練習マットにはボールが転がるタイプや止まりやすいタイプ、日本のゴルフ場に多いベンドグリーンの転がりに近いものや、巡目と逆目がはっきりしたものなど異なるタイプがあります。

自分がパター練習で何を修正したいかで選択するパターマットが異なります。

どんなメリットが得られる練習ができるパターマットなのかを考えて、購入すれば上達が早まります。

パターマットの練習方法

パターマットの練習は、カップに向かって打つだけではそれほど効果的な練習とは言えません。

パターマットはボールをカップに沈めるだけでなく、形状を利用すれば効果的な練習が可能です。

それにはパターのスイングで何が重要なのかが理解できていれば上達も早まります。

正確なパタースイングを身に着けるために大切なのは、距離感と方向性をイメージすることとクラブフェースが目標を向き正しい軌道で思った通りの強さでスイングできることです。

それにはパターマットを使えば効果的な練習ができます。

ここではパターマットを使った練習方法を紹介します。

練習方法その① カップを見ながら打って距離感を養う

グリーン上でパターを打つ時は方向と強さをイメージしてボールを見て打ちますが、パターマットを使う練習ではカップを見ながらボールを打つと距離感のイメージができます。

この練習を何度か繰り返して、その後にボールを見て打った時に同じ強さで打てるかをチェックしましょう。

この練習は2mや3mなど距離を変えて打つと効果的です。

練習方法その② 片手で打ってスイング軌道をチェック

パターの方向性が安定しない時には正しいスイングでなく、どちらかの腕の軌道が正しくないことが原因です。

このスイングを修正するには片手で打ってカップに入るかチェックしてみましょう。

どちらかの腕のスイングでボールの軌道が一定にならない時は集中してその腕で打つ練習を繰り返します。

練習方法その③ 体の方向を確認

パターマットは方向性がとりやすいため、カップの方向に体を向かせるのが簡単です。

ところがグリーン上では思うように目標方向へ体が向きません。

これは目の錯覚で多くの人は右を向いてしまいます。

この時にパターマットで方向性を矯正する練習ができます。

両足はパターマット通りにカップに向けて構えます。

そして腰、肩の順に方向を向いてセットが完了です。

注意点としては、この時に方が右に向く方が多いのでパターのシャフトを両肩に当てて正しい方向に向いているか確認しましょう。

グリーン上でもこの方法をルーティンにすると正しい方向に打てるようになります。

まとめ

これまでパターマットを使うメリットやおすすめの練習方法について解説してきました。

このようにパターマットは自宅でも気軽に使用出来て、練習方法もたくさんあります。

また、パターマットはいろいろなタイプがあるので、ご自身のレベルや練習の目的に合わせて最適なものを選びたいですね。

パッティングの世界は奥が深いので、やり始めのうちはうまくいかないかもしれませんが、コツコツ練習を続けていくことがとても大切です。