
テイラーメイドよりステルスグローレアイアンの発売が発表されました。
この記事ではステルスグローレアイアンの評価やレビュー・スペック・特徴を紹介していきます。
また、ステルスグローレウィメンズアイアンとの違いも解説しています。
ステルスグローレアイアンのスペック
ステルスグローレアイアンはステルスアイアンと特徴がよく似ています。
ストロングロフトの飛び系アイアンであることや、ヘッドの形状やグースの加減、ソール幅など、あまりステルスアイアンとステルスグローレで差が出ないように設計したものだと思われます。
ヘッド部分で唯一違うのは「クロモリ鋼L型 フォージド」を採用していることで、ヘッドの素材が少し違うという部分くらいでしょうか。
そのため、シャフトの違いによってアイアンに性能差が出るようになっています。
☆ステルスグローレアイアンのスペック
ステルスグローレアイアンのグリップは専用のものが採用されています。
グリップが結構細目(タイトめ)になっているのが特徴的です。
シャフトはFUJIKURA SPEEDER NX for TMが純正シャフトとなっており、フレックスがSRとRなのでステルスアイアンに比べると、少し柔らかめのスペックとなっています。
ステルスグローレウィメンズとの違い
ステルスグローレウィメンズは名前の通り、女性向けに設計されたステルグローレアイアンとなります。
ヘッドの部分の素材やテクノロジーはグローレアイアンと同じとなっていますが、7番アイアンからの構成であることやシャフトのスペックに大きな違いがあります。
☆ステルスグローレウィメンズアイアンのスペック
グリップはステルスグローレアイアンと同様に専用グリップになっており、バックラインありのタイプです。
アイアンの見た目でいうと、バックフェース部分の色合いが少し違うようになっています。
☆ステルスグローレアイアン
☆ステルスグローレウィメンズアイアン
クラブの重量も7番アイアンの純正シャフトで比較すると
- ステルスアイアン ・・・約407g
- グローレアイアン ・・・約358g
- ウィメンズアイアン・・・約319g
とだいぶ違います。
ちなみにステルスとグローレはカーボンとスチールが選べますが、ウィメンズアイアンはカーボンシャフトのみです。
ステルスグローレアイアンもスチールシャフトにするとステルスアイアンと似た重量になります。
ステルスグローレアイアンの評価
先ほども書きましたが、ステルスグローレアイアンはステルスアイアンとヘッドの性能に大きな差はありません。
7番アイアンのロフトがグローレアイアンの方が1度ストロングロフトになってはいますが、試打した感じではヘッドの性能に差を感じることは難しいと思います。
それよりシャフトが柔らかくなっているので、ヘッドスピードが速い人にとってはタイミングが取りづらくなったり、出球が散ったりする傾向があります。
簡単に球が上がってラクに打てるアイアンですし、フェースの芯を外したミスショットでもしっかり飛んでくれますが、ボールのコントロールは少し難しい印象があります。
グースも少し入っているので、もともとしっかり打てる人は左に飛びやすい傾向がありますね。
ソール幅もそこそこ厚いので、上からカット気味にスイングしてしまう人やダフリが多い人にはお勧めできるアイアンとなっています。
ミスに強く、とてもやさしい設計のアイアンとなっていますが、自分のスイングレベルやヘッドスピードによって合う・合わないがしっかり分かれるアイアンとなっていますね。
ドライバーのヘッドスピードが35~40m/sぐらいに人にはかなり合うスペックになっているのではないでしょうか。
まとめ
ステルスグローレアイアンとグローレウィメンズアイアンとを紹介してきましたが、ステルスシリーズのアイアンとしては
- ステルスアイアン ・・・一般男性向け
- グローレアイアン ・・・シニア向け
- ウィメンズアイアン ・・・レディース向け
という立ち位置になっています。
あくまで一般的な目安ですので、シニア層だけど「クラブをまだまだしっかり振れる」場合はステルスアイアンを試打した方がいいですし、レディースでもシニア向けのグローレアイアンを試すのも全然アリだと思います。
ただ、グローレとウィメンズでは若干クラブの構成が変わってきますので、6番アイアンを使うかどうかなどの判断が難しいところですね。
(基本アイアンのセット販売しかやってないので、アイアンを単品購入することはできません)
自分のスイングに合わせて最適なクラブを選択していただければと思います。
☆ステルスアイアンの評価に関してはこちらの記事を参照してください
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