ステルスグローレドライバーの評価・スペックまとめ~易しいドライバーの最先端~

この記事ではステルスグローレドライバーの評価や特徴、スペックをまとめています。

グローレシリーズはあまりヘッドスピードが速くないシニア層やレディース層に人気があるモデル。

今回のステルスグローレもそのコンセプトは変わらず、ステルスシリーズがしんどいなと思った場合におすすめですよ。

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Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85

ステルスグローレドライバーの特徴とスペック

ステルスグローレドライバーのステルスシリーズの特徴であるカーボンウッドに加え、

  • 60層のカーボンツイストフェースを採用
  • フォージドアルミニウムリングを採用

となっています。

60層のカーボンツイストフェースを採用したことにより、ボール初速が飛躍的に向上。

また、ヘッドの後方部にはSIM2から採用されているフォージドアルミニウムリングを設置しています。

このアルミのリングはもともと重量が軽いものになります。

それに加え、ヘッドのクラウンとソール(つまり外殻)にカーボン使うことで全体の重量をかなり軽量化しています。

余った重量分は自由に配置することができますが、ステルスグローレドライバー派では余剰重量をバックウエイトに配置しています。

つまり、全体の重量は軽めに押さえながらバックウエイトを増やしてさらなる低重心化を実現したモデルとなっています。

グローレドライバーは3モデル

ステルスグローレドライバーシリーズは全部で3モデルあります。

  1. ステルスグローレドライバー
  2. ステルスグローレウィメンズドライバー
  3. ステルスグローレプラスドライバー

ウィメンズドライバーは女性向けに軽量化、シャフトを柔らかくしたモデルになります。

そして、ステルスグローレプラスは基本的なスペックはノーマルと同様ですが、ステルスグローレプラスにはシャフトにスリーブがついています

ノーマルのステルスグローレドライバーにはスリーブがついていませんが、「シャフト交換したい」という要望が多かったため、スリーブ付きのモデルを用意したそう。

また、カスタムシャフトもノーマルとウィメンズに比べて豊富にそろえています。

ただし、ステルスグローレプラスは限定販売となっているため、入手が困難な場合があります。

ステルスグローレドライバーのスペック

こちらはステルスグローレドライバーのスペックです。

ノーマル ウィメンズ プラス
ヘッド体積(cc) 460 460 460
ロフト(°) 9.5/10.5/11.5 11.5/12.5 8/9/10.5
ライ角(°) 58 58 可変式(56-60)
長さ(インチ) 46 44.25 45.25~45.75
総重量(g) 272~278 252~255 275~303
バランス D3 C1/C3 C9/D0/D3
フレックス R~S L~A R~S

こちらがシャフト

SPEEDER NX for TM(ノーマルとプラス)
フレックス S SR R
重量 約48 約45 約43
トルク 6.7 7 7.2
バランス D3 D3 D3
キックポイント 先中 先中 先中
SPEEDER NX for TM(ウィメンズ)
フレックス L A
重量 約39 約42
トルク 7.6 7.3
バランス C1 C3
キックポイント 先中

ステルスグローレドライバーの評価

実はグローレシリーズにはカーボンを使っているモデルもありました。

しかし、グローレはチタンフェースの評判が非常に良かったので、カーボンの存在が薄れてしまったところがあります。

そんな中でステルスグローレはカーボンを前面に出して登場した新作クラブですが、ターゲット層が明確になっており、自分に合う・合わないがよくわかるクラブだと言えます。

アドレス時の見た目はSIM MAXに似ているので少しシャープな印象があります。

アップライト感は少しあり、ヘッドのトー側が少し上に上がっています。

また、フェースは少し閉じ気味に構えやすくなっており、ステルスやステルス+とは全く違う設計です。

試打の感じではクラブを振りぬきやすく、ステルスシリーズより打感や打音がマイルドになっている印象です。

ボールの打ち出し角(球の上がりやすさ)はそこまで高い印象はありませんでしたが、ボールのスピン量はステルスシリーズと比べると多くなっています。

球の捕まりはものすごくよくて、振り遅れ気味でスイングしても、しっかりヘッドがかえってきてくれるイメージ

逆にしっかり叩きに行くと大きく左に飛んでしまうぐらい、捕まりのいいクラブになっています。

これにはシャフトの影響も大きいと思いますが、捕まりやスピン量を抑えたい場合はもう少ししっかりめのシャフトに変更する必要がありますね。

ステルスグローレがおすすめな人

ステルスグローレはステルスシリーズの中ではステルスHDとスペックが似ています。

ですので、グローレにするかHDにするかで悩むと思いますが、グローレの方が重量的に軽めであり、HDの方が重いクラブであることに注意しましょう。

捕まりやすさはグローレの方が強いと思いますが、ステルスHDもよく捕まるクラブです。

打音や打感はステルスグローレの方がマイルドになっており、ステルスHDは金属音が少し強めな印象があります。

まあ、ここは試打したときの感覚やその人の好みの問題になりますね。



どちらにせよ、グローレがおすすめな人は

  • 自分でボールを捕まえるのが苦手
  • ドライバーのスピン量が少なくてドロップする
  • 自分でボールをあげるのが苦手

という、ゴルファーになります。

逆に、最大飛距離を求めたり、低スピンを追い求める人には全く合わないクラブとなりますので、注意が必要です。

ドライバーのスピン量の多さはデメリットだと言われることが多いですが、「スピン量が多いとボールが止まるのでOBになりにくい」ことが逆にメリットになることもあります。

そういう意味でいうと「ある程度飛距離を犠牲にして安全を取りに行く」クラブであるという見方もできます。

まあ、あくまでフェードヒッターやスライサー限定になってしまいますが。
ドローヒッターの場合はチーピンでOBになりそうですね)

とりあえず、ステルスグローレはゴルフ初心者やシニア、レディース向けのクラブであることは間違いないです。

ヘッドスピード的には40m/s前後かそれ以下の人たちに合うクラブだと言えますね。
(ヘッドスピードが速いときついかもしれません)

本当に良しあしがはっきりしてて、いいクラブだと言えますね。

気になる場合はチェックしてみましょう。

ステルスグローレドライバー

ステルスグローレドライバー
最安値 55,743円
発売日 2022/10/7
定価 97,900円 税込

ステルスグローレウィメンズドライバー

ステルスグローレウィメンズドライバー
最安値 68,530円
発売日 2022/10/7
定価 97,900円 税込

ステルスグローレプラスドライバー

ステルスグローレプラスドライバー
最安値 101,200円 税込
発売日 2022/10/7
定価 101,200円 税込