
テイラーメイドのステルスシリーズが発表されてから半年以上が経過しました。
当時はカーボンフェースがかなり話題となりましたので注目した人も多かったのではないでしょうか。
ステルスはドライバーやウッドばかりに注目していましたが、同時期にアイアンも新作が登場しています。
そこまで注目されなく少し残念な感じがあるステルスアイアンですが、この記事では実際にステルスアイアンを使用した方の評価や感想をまとめています。
ステルスアイアンのスペック
ステルスアイアンはストロングロフトの飛び系アイアンになります。
7番のロフトが28度ですので、今までの標準的な7番のロフトである34度と比べると、1.5~2番手ぐらい飛ぶ計算になります。
ちなみに詳細なスペックはこちら
シャフトは2種類ありますが、純正はスチールのKBS MAX MT85 JPとなります。
もう一方のTENSEI RED TM60 (’22)はカーボンシャフトになります。
ステルスアイアンの特徴としては
- 打感と打音を最適化したこと
- フェースの下部でミスヒットしたときの無駄なスピンを抑制
- 低重心を追求し、さらなる高弾道を実現
- トー側の金属を取り除き、全体の重量配分を調整
となり、アイアンのさらなる優しさを追い求めて技術を向上されたアイアンとなります。
ステルスアイアンの評価・感想
ステルスアイアンの評価は人によって違いがみられます。
球の上がりやすさやミスヒットの強さ、直進性の高さなど、メーカーの狙い通りの効果を実感した人もいれば、予想より優しいタイプのアイアンではないと感じる人も一部いました。
中級者向けという人も多く、これは”決して捕まりがよくやさしいとは言えないステルスドライバー”と同じ流れを汲んでいると言えます。
ですので、ステルスアイアンはステルスドライバーと合わせてセッティングしやすいように設計した感じになるでしょうね。
また、前作のSIM2 MAXアイアンと悩んだ人が多く、「見た目がシャープなのでステルスにした」という理由が多かったですね。
確かにステルスアイアンは飛び系に見えない見た目のカッコよさがあります。
アイアンは中空構造ですが、それを感じさせない打感と打音を評価している人もいました。
SIM2 MAXアイアンの方が売れている
私のリサーチ結果や予想によるものですが、おそらくステルスアイアンはあまり売れていません。
もちろんほかのクラブメーカーのアイアンと比べると売れていると思いますが、実際メーカーが想定しているレベルより売れていないと思います。
ステルスシリーズ=カーボンフェースというイメージが強いため、このカーボン感が全くないステルスアイアンにはあまり魅力を感じなかったのが正直なところではないでしょうか。
見た目がシャープで飛距離も出て、方向性も安定するのでけっして悪いアイアンではないです。
中空の打感も改善しているので、私自身も買い替えてもいいかなと考えているぐらいの出来だと思います。
ただ、SIM2 MAXアイアンの方が型落ちで値段が下がった状態で販売されているため、楽天市場では1番人気で売れているアイアンセットになっています。
また、レビューサイトなどでもステルスアイアンの評価が少ないので、「レビューが少ない=売れていない」という見方をすることができます。
ですので、私は来年テイラーメイドさんが新作クラブを発表した後に型落ちとなったステルスアイアンセットを購入することを計画します。
おそらく結構在庫が余っていると思いますので、かなり値が下がると予想しています。
ステルスアイアンが気になる場合は狙ってみるのもアリではないでしょうか?
☆参考サイト
楽天市場