
「今使っているドライバーにいろんなシャフトを試してみたい」
「スリーブ付きのシャフトはどうやって交換すればいいのかな?」
と考えたことはありませんか?
こんにちは、FOLG運営者のミキです。
シャフトはゴルフクラブの性能をしっかり発揮するのに非常に重要な存在。
自分に合わないシャフトを使ってしまったがゆえに
- ドライバーショットのスピン量が増える
- 捕まりすぎてチーピン
- タイミングが合わなくて右ペラ
- アイアンでのダフリ・トップが出る
などのミスショットにつながることもよくあります。
そのため、ショットを安定させるには自分に合うシャフトを探すことが重要です。
そして、自分に合うシャフトはいろんなシャフトを試すことで見つかる可能性が大きくなります。
昔はシャフト交換というと”非常にめんどくさい作業”が必要でしたし、シャフト交換が完了するまである程度時間がかかっていました。
しかし、2009年あたりからスリーブ付きのシャフトが登場したおかげで、とっても簡単にシャフトを交換することができるようになっています。
とはいえ、シャフト交換に慣れていない場合は「そもそもどうしたらいいのかわからない」と迷ってしまいますよね。
また、失敗してシャフトを壊してしまったりすると大変です。
ですので、この記事では実戦形式で「スリーブ付きシャフトの交換方法」を解説しています。
最後まで読むことによって、スリーブ付きシャフトの交換が簡単にできるようになりますよ。
Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85
シャフトについてるスリーブとは?
まずシャフトについているスリーブですが、クラブのネック部分(ヘッドとシャフトの接合部)についているものになります。
この赤丸部分がスリーブになります。
ちなみにノンスリーブのクラブはこのような形になっています。
このスリーブがついていない”ヘッドに直接シャフトを取り付けているタイプ”は、自力でシャフト交換をすることができません。
リシャフトといって、ゴルフショップや工房で専門の道具を使って、シャフト交換をしてもらう必要があります。
シャフト交換1回につき数千円かかりますので、まあまあの出費となります。
そして、シャフト交換が完了するまでクラブを預けておかなければなりませんし、数千円かかるなら新品のクラブを買うほうがいい場合もあります。
さすがに最近はこのようなノンスリーブのドライバーを見かけることが少なくなりましたが、このようなドライバーのシャフト交換は手間がかかると費用が掛かるということだけ覚えておきましょう。
スリーブの注意点
ノンスリーブに比べると圧倒的にシャフト交換がラクになるスリーブ付きのシャフトですが、いくつかデメリットもあります。
それは”メーカーによってスリーブの形が違う”ことになります。
たとえば、これはテイラーメイドのスリーブですが、
これを例えば、キャロウェイのローグに取り付けることはできません。
シャフトにテイラーメイドのスリーブがついている場合はMシリーズのヘッドやSIM・ステルスのヘッドに取り付けることができます。
また、スリーブの取り外し・取り付けには専用のトルクレンチが必要になります。
これがないとスリーブの操作をすることができません。
基本的にクラブを購入したときにトルクレンチはセットでついてきますが、使ってないと無くすことも多いので注意しましょう。
ちなみに無くした場合でもトルクレンチ単体で販売されています。
シャフトの交換方法
ここからはスリーブ付きのシャフトの交換方法を説明していきます。
画像はユーティリティーなんですが、ドライバーでもやり方は全く一緒になります。
ヘッドのソール部分をのぞき込んで、このねじ(ボルト)部分をチェックします。
このねじ部分に先ほど出てきたトルクレンチを差し込みます。
トルクレンチは普通のねじと同じで、左回転でゆるみ、右回転で締まります。
最初は取り外す必要がありますので、左回転で緩めていきましょう。
このように完全にシャフトとヘッドが分離するまでしっかりねじを緩めます。
別のシャフトをヘッドに差し込みたい場合はここで違うシャフトにチェンジします。
同じシャフトでもロフトを変えたい場合は説明書などをチェックしましょう。
このタイトリストのユーティリティーはアルファベットと数字の組み合わせでロフトとライ角が変わるようになっています。
今回はライ角がフラットになるようB・1に設定しました。
取り付けの時の注意点としては、このB・1をヘッドの目印のところにしっかり合わせることが大事です。
ここがずれてしまうと全く違う設定になりますので注意しましょう。
設定がしっかり確認出来たら、トルクレンチで今度は右回転でしっかり締めていきます。
*トルクレンチが回らないところまでしっかり締めるようにしてください。
締めきったらシャフト交換は終了です。
まとめ
これまでスリーブ付きのシャフトの交換について説明してきました。
いろいろ違うシャフトを試すのも面白いですが、同じシャフトでもライ角やロフトを変えるだけでまた違った感覚や感触になるのもゴルフクラブの醍醐味です。
特にドライバーをここ最近で買った場合はほぼスリーブ付きのシャフトになっていると思います。
せっかくついているものですから、いろいろ試してみるのもおすすめですよ。
フォルグではこれ以外にもシャフトに関する情報をお届けしています。
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良かったらのぞいてください。