カートナビがあるのにGPSナビやレーザー距離計は持っておいた方がいいのか?

「GPSナビとかレーザー距離計とか持っておいた方がいいのかな?」
「カートについてるナビだけでもなんとかなるやろ」

こんにちは、FOLG編集部のミキです。

ゴルフのスコアを作るうえでコースマネジメントは非常に大事

コースマネジメントをしっかり行うにはGPSナビやレーザー距離計などの測定器が必須となります。

しかし、ゴルフ場にはヤード杭が設置されていたり、カートにGPSナビがついていることも多いです。

そのため「カートナビがあるのにGPSナビやレーザー距離計を持っておいた方がいいのかな?」

と考えたことはありませんか?


確かに私も昔はカートナビとヤード杭だけで「計測器なんていらねえや」と思っていました。

しかし、それではカバーできないシチュエーションやエリアなどが出てきたのです。

やはりカートナビには限界がありました。

この記事ではそんなカートナビの性能や限界、GPSナビやレーザー距離計を持っておいた方がいい理由を解説しています。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85

カートナビの性能

カートナビとはラウンドに使うカートに設置されているGPSナビのことです。

最近のゴルフ場ではカートにタブレット端末が設置されており、新しいタイプのものであればコース情報やスコアの登録、グリーンの傾斜などを確認することができます。

数年ほど前からこのようなタブレットを設置するゴルフ場が増えていった印象がありますが、安価で高性能なタブレットが増えていったことが大きな要因だと思います。

コースマップやピンまでの距離、ピンの位置などカートに乗っている間にいろいろチェックできるのは非常に便利です。

ひとつ前の組のカート位置もヤードで表示されますので、ブラインドホールの打ち込み防止にもかなり役に立っています

また、自分や同伴者のスコアも合わせて登録・記録できることもかなりのメリットです。

コンペなど複数組で回るときなどではグループ単位でスコアを共有できるため、自分のスコアがどの順位にいるのか?などをチェックすることもできます。

カートナビの限界

カートナビがあるのに、レーザー距離計を持っている理由は簡単で、「カートがある位置からしか正確な距離を把握することができない」からです。

どれだけ自分のゴルフボールと近い位置にカートがあったとしても、数ヤードは絶対にずれてしまいますし、ひどいときには十数ヤードずれていることもよくあります。

これがわかるのはいつもカートのヤード表示とレーザー距離計の測定結果を比較しているからにほかなりません。

一応カートナビによっては地点計測できるものもあるのですが、コースの地図も細かく正確なものではありませんので、地点を指定するときにズレが生じる可能性が大きくなります。

要するに

  • カートナビの数値はおおよその距離を把握するもの
  • 自分のボールからピンまでの距離を正確に測ることはできない

ということを認識した方がいいです。

十数ヤード変わると番手の選択も大きく変わってきますし、100ヤード以内のアプローチやショートゲームでは数ヤードのズレでグリーンオン率に影響がでます。

ゴルフ初心者の場合は縦距離を合わせるのがなかなか難しいこともありますので、たいした影響はないかもしれません。

しかし、70台や80台を目指すゴルファーにとっては、この距離のズレが大きくスコアに影響してしまいます。

カートナビがないゴルフ場もある

カートナビを設置しているゴルフ場がどんどん増えてきていますが、それでもまだすべてのゴルフ場がカートナビを採用しているわけではありません

いまだに紙のコースガイドを採用しるところもありますし、そういったゴルフ場では”ヤード杭ぐらいしか”距離を把握するすべはありません。

カートナビがしっかり設置されているゴルフ場ばかりをラウンドしていれば、計測器を持っていなくても何とかなるかもしれません。

しかし、それではラウンドできるゴルフ場が限定されることになってしまいます。

ゴルフは付き合いで行くことも多いですし、知らないゴルフ場を発掘していくのも楽しみ方の一つです。

そのような初めてのゴルフ場ではGPSナビやレーザー距離計などの計測器があった方が心強いですよね。

まとめ

カートナビはとても便利なシロモノですが、ゴルフコースすべての情報をカバーすることはできません。

コース情報は自分のスコアに直結するものですので、自分のベストスコアや平均スコアを伸ばしたい場合は別途GPSナビやレーザー距離計などの計測器を持っておくことをおすすめいたします。

FOLGではレーザー距離計に関する情報もお届けしています。

よろしければもう一記事チェックしてみてくださいね。