
ゴルフクラブに関する情報をシリーズで紹介しています。
アイアンやドライバーなどをメインに解説していますが、今回はクラブにとても大事なグリップの会となります。
過去には
ゴルフ初心者向けにギアの解説をしていくシリーズです。 今回からはアイアン編に入っていきます。 これまでのドライバー編はこちらから ゴルフクラブの中では一番本数が多くなるのがアイアンというクラブです。 最近ではハイブリッド …
と言った記事も書いていますので、参考にしてみてください。
クラブの各パーツについて
まず、アイアンやゴルフクラブは基本的に図のような構成になっています。
それぞれの役割としては
- グリップ・・・クラブを握る場所
- シャフト・・・グリップと先端のヘッドとをつなぐ
- ヘッド・・・ボールにコンタクトする
といった感じです。
今回はこの中のグリップの話をしていきます。
グリップとは?
ゴルフクラブを手で持つところをグリップと呼んでいます。
アイアンに限らずゴルフクラブには絶対にグリップが付いていますが、ゴム製でできており、手元が滑りにくい構造になっています。
ゴルフクラブとゴルフボールのコンタクトは非常にシビアなため、ちょっとしたズレによって大きくショットが変化してしまいます。
ですから、この手元の滑り止めは非常に大事なわけです。
グリップの素材
ちなみにグリップの素材にはこのようなものがあります。
- ゴム系
- 樹脂系
- 皮
ゴム系は昔から使用されています。
樹脂系は近年多くなったグリップの素材です。
ゴム系は市販のクラブに標準装備されているグリップなので、触る機会が多いと思います。
使っていて特に違和感はないですが、樹脂系に比べるとグリップ力が結構変わってきます。
また、樹脂系の方は硬さなどにもいろんな種類があるので、グリップにこだわるのであれば樹脂系のグリップを使うのがお勧めです。
ただ、ゴム系より消耗しやすいですし、きっちりメンテナンスしないとゴム系より滑りやすくなるので注意が必要です。
グリップの太さ
グリップの太さはクラブの握りやすさにも関係してきます。
意外とこの部分が重要なんですが、意識してないと気付かない部分でもあります。
手の大きさは人によって全然違います。
ですから、グリップの太さも自分にあったものを選ばないといけません。
握った感じで「握りにくい」「力が入れにくい」と思った場合はグリップの太さを見直しましょう。
手が大きくて握りにくい場合はグリップを太く、手が小さくて力が入れにくい場合はグリップを細くしましょう。
(指に力が入らない場合、肩など余計な部分に力が入ってしまいます)
クラブの操作は指や手の感覚が大事
ゴルフクラブは体の一部と違いますので、感覚とあまり関係ないように思えますが、クラブを振った感触とかボールに当たった感触などは手元(グリップ)まで十分に伝わってきます。
そして、ボールとのインパクトの感覚だったり、クラブを振ったときの感覚などはショットをコントロールするうえで非常に大事になります。
ですから、自分が感覚を感じ取りやすいグリップの素材やグリップの太さにあらかじめ調整しておくことも大事になりますね。
まとめ
これまでグリップのことについて説明してきました。
ゴルフをプレーするうえで切っても切れない関係にあるのが、このグリップというパーツになります。
意外と軽視されがちなんですが、グリップを変えるだけで球筋(ボールの飛ぶ方向や飛び方)が大きく変わったりすることもよくあります。
また、グリップも消耗品ですので、すり減ってきた場合にはしっかり新しいものに取り換えましょう。
練習後に湿った雑巾などでグリップを拭くだけでもだいぶいい状態でグリップを保管できます。
簡単なので意識して実践しましょう。
ご参考になれば幸いです。