
ゴルフはセルフジャッジが基本ですが、意外と知らない間にルール違反していることがよくあります。
競技ゴルフでない限りそこまでシビアに指摘されることはありませんが、それでも知ってるに越したことはありません。
今回の記事では主にプレーの前準備段階でやりがちなケースを紹介していきます。
番手の確認によるペナルティ
知らないうちにみんながやっているルール違反で一番多いのが「何番で打ちましたか?」と、同伴者に番手を確認することです。
パー3ティーグラウンドのアイアンショットなどで確認することがほとんどですが、番手の確認はプレーに影響を与える「アドバイス」にあたるため、ペナルティの対象となり2打罰となります。
また、番手を「聞いた方」と「教えた方」ともにペナルティの対象になる可能性がありますので注意しましょう。
ちなみにプレーに関するアドバイスをしていいのは”キャディー”やペアで競技しているときの”パートナー”のみです。
プライベートで回る場合は一種のコミュニケーションとなりますので、同伴者に聞かれたりした場合は気にせず教えてあげましょう。
(拒否したり、「2打罰ですよ!」とか注意すると雰囲気が相当悪くなりますので)
ややこしいですが、競技ゴルフとプライベートとで切り替えが必要な感じですね。
他人のクラブを借りてショットするとペナルティ
基本的にプレイヤーは競技前に指定した14本のクラブのみでプレーをしなければなりません。
そのため、故意またはそうでない場合でも、他人のクラブでショットをしてしまうと2打罰となります。
また、借りた他人のクラブを返却せずにそのまま使用した場合には競技失格の処置が与えられる可能性もあります。
こちらもプライベートゴルフでのあるあるですから、競技ゴルフに行く時にはしっかり頭の中を切り替えましょう。
クラブ本数が多い状態でラウンドするとペナルティ
ラウンドに持っていけるゴルフクラブの上限は14本となっていますが、クラブの抜き忘れなどによって総数が15本以上になってしまうケースもあります。
こちらは本数が多い状態でラウンドしたホールごとに2打罰が加算されます。
(ただし、最高で4打罰まで)
それを無視してプレーを続けた場合は競技失格となります。
こちらもプライベートゴルフではほとんど関係ありません。
万が一、同伴者のクラブ本数が15本以上あったとしても、「これはペナルティになっちゃいますよ~」ぐらいの指摘にとどめておきましょう。
ペナルティのまとめ
今回紹介した2打罰になってしまうケースは
- 同伴者のショット後に番手を確認する(教える)
- 他人のクラブでショットする
- 15本以上持ってラウンドする