慣れると簡単!ゴルフスコアの数え方~数え間違わないコツを伝授~

「ゴルフスコアの数え方がよくわからない」
「同伴者に迷惑をかけないようにしたいな」

こんにちは、FOLG編集部のミキです。

ゴルフは基本的にセルフジャッジのスポーツ。

競技性のあるスポーツにしてはかなり珍しいとは思いますが、自分がスコアをズルしないようなモラルも試されていて非常に面白いです。

そして、ラウンドのスコアはきっちり自分で数えて記録する必要があります。

ゴルフに慣れてしまうと当たり前のようにできますが、初心者ゴルファーにはこのスコアを正しく数えるのが非常に難しい場合があります。

もちろん同伴者やキャディーさんからアドバイスをもらうことも可能ですが、できれば自分ですべてを完結したいところ。

とはいえ、初心者ゴルファーの場合はミスショットも多く、スコアを数えることに気が回らないこともあります。

そのため、現場でいちいち頭を使わなくていいようにあらかじめスコアの数え方を予習しておく必要があります。

いきなり完璧になるわけではありませんが、それでも少しづつ数え方のルールを覚えていくのが大事。

正確に自分のスコアを申告することもゴルフマナーの一つですので、あきらめずに頑張っていきましょう。

この記事を書いた人

Miki/FOLG運営者
ゴルフ好きの経営者。モットーは”読者の方にマッチした情報をお届けする”こと。兵庫県在中、ゴルフ歴15年、アベレージスコア90前後、ベストスコア85

ゴルフスコア 数え方のルール

まず初めにスコアの数え方から説明していきます。

特に初心者の方は勘違いしている部分もあると思うので、しっかりチェックしていきましょう。

ゴルフは結果(スコア)がとても大事なスポーツです。

そのため、ゴルフの実力が反映されているのがスコアとも言えるため、まず超初心者から脱出するためにも正しいスコアを記録できるように頑張っていきましょう。

ストロークを基準とする

ゴルフのスコアは基本的にストロークを基準に数えていきます。

ストロークは”ボールを打とうとした意思があったかどうか”が重要。

そのため、たとえボールが全く動かなかったとしても空振りしてしまった場合には1打プラスするように数えなければなりません。

逆にボールを打つ前の素振りなどはストロークにカウントしません。

また、素振りの際の風圧や振動などでティーアップしたボールが落ちたりすることもありますが、この場合は1打にカウントしなくて大丈夫です

ところで素振りと空振り(ストローク)の違いというのは「球を打つ意志があったかどうか」という部分だけです。

ですから、実際は空振りだったとしても素振りだったという風にごまかそうと思えばごまかすことも可能です。

しかし、それをやってしまうと同伴者に白い目で見られますし、なによりカッコ悪いです。

さらに自分の中での成長がありません。

また、同伴者にごまかしたように思われるのも嫌ですので、できるだけ素振りをするときは自分のボールから離れた位置でやるようにしましょう。
(あと、人の近くで素振りしないようにしてください)

打ち直しする場合

ゴルフコースの中に白い杭で区切られているエリアにボールがある場合はOB(アウトオブバウンス)という扱いになり、ペナルティの対象となります。

ちなみにロストボール(球を見失った)の場合でも、OBと同様のペナルティとなります。

OBやロストボールによる打ち直しの場合は、打ち直すショット+1打をペナルティとして、スコアをカウントします。

例を入れて説明すると、

  1. ティーショットでOB(これが1打目)
  2. 打ち直し(2回目のストローク+ペナルティ1打で3打目となる)
  3. 打ったボールがある地点から4打目

というイメージです。

よくゴルフ場にはローカルルールでプレーイング4(前進4打)というものがありますが、これはあつかい的には③と同じような意味合いになります。

ゴルフ場がスムーズな進行を目的として➁の打ち直しを省略しています。

これがなかった場合には打ち直しの第3打がまたOBになる(この場合の打ち直しは5打目になります)、、、っていうのもよくありますので、狭いホールだと一向に組が進まないっていう事態になりかねません。

そういう状況を防ぐためにプレ4は存在しているのですが、試合や競技シーンではこのプレ4を利用することはできませんので注意が必要です。

レッドペナルティエリア(ハザード)

基本的に赤い杭で区別されているエリアのことをレッドペナルティエリアと呼んでいます。

一番わかりやすいのが池や川の赤杭になりますね。

OBの白杭と似ていますが、こちらの場合は球が打てるのであればそのまま打っていいというルールがあります。

ただ、大体の場合は足場が悪かったり、ライがめちゃくちゃだったり(石が転がっているなど)、または池や川の中にボールがあったりすることがほとんどです。

そういうシチュエーションではまともにボールを打つことができないため、ペナルティを受けて救済することもできます。

この救済は「ボールが赤杭エリアを横切った場所から、ホール(ピン)に近づかない範囲で2クラブレングス(基本的にドライバー2本分)の範囲に膝からボールをドロップする」という方式になります。

また、最初に打った場所から打ち直すことも可能になっています。

こちらもOB同様に+1打のペナルティとなりますが、”前にドロップした場合でも同じ打数”になるのがOBと全く違う部分になります。
(プレー4は4打目になりますが、池ポチャは前から3打目で打てるっていうイメージになります)

自分で数える

基本的にストロークした回数がそのままスコアになりますが、先ほど紹介したペナルティがある場合は、打数にプラスαされる格好になります。

バンカーでソールしてはいけない(クラブを地面につけてはいけない)や、枝などを取り払ってボールを動かしてはいけないなど、細かいペナルティはありますが、こういったところは競技シーンに出る場合などに気を付けるぐらいでいいと思います。

それより大事なのはしっかり自分のスコアを数えることになります。

うまい人がいれば、代わりに数えてくれることもありますが、大半のゴルファーは自分のことで精一杯なのです。

プレーが下手なのは仕方ないですし、むしろ応援していただけると思いますが、スコアをちゃんと数えれなかったり、スコアをごまかしたりするようなゴルファーは当然ながら嫌われていきます

数え間違いや勘違いは仕方ないですが、それでも自分できっちりスコアを数えようとする姿勢がとても大事です。

だからこそ、最低限OBやレッドペナルティエリアのペナルティは予習してしっかり覚えておくようにしましょう。

ボールを動かしてしまった場合

ラウンド中は基本的に自然なままでプレーするのが原則です。

そのため、たとえ木の枝や葉っぱに邪魔されたとしてもそれを取り除くことはできません。

ただし、ボールの邪魔をしている落ち葉や落下した枝を取り除くことは可能です。

落ち葉や枝を取り除くときにボールを動かしてしまうと1打罰のペナルティになってしまうので注意が必要ですが、邪魔な枝や落ち葉はしっかり取り除くようにしましょう。

スコアカウンターを使うのもアリ

基本的にパーやボギー、ダブルボギーぐらいで回る分には必要ないと思いますが、トリプルボギー(+3)やダブルパー(+4)、またはそれ以上のスコアを出してしまいそうな場合は、スコアカウンターという補助アイテムを使用しましょう。

特にミスショットしたりすると、いろいろとテンパってスコアが記憶から飛んでいくこともあります。

冷静に思い出せないこともあるので、スコアカウンターでいちいちカウントするような癖をつけましょう。

スコアカウンターにもいろいろなタイプのものがありますが、あらかじめ準備していて損をすることはありません。

これからゴルフを始める場合や近々ラウンドに行く予定がある場合は一度チェックしてみましょう。

まとめ

これまでゴルフスコアの数え方に関する情報をお届けしてきました。

覚えておきたいポイントとしては

  • ゴルフスコアはしっかり自分で数える
  • 空振りは1打にカウント
  • 素振りはボールや人の近くでやらない
  • OBは打ち直し+1打のペナルティ
  • ハザードは前に進んでから打ち直せる
  • ハザードはそのまま打てるなら打っていい
  • バンカーにソールするとペナルティ
  • 自信がないならスコアカウンターを使え

となります。

実はこれ以外にもゴルフにはスコアに関する細かいルールがありますが、なかなか遭遇しないシチュエーションの場合が多いので、あまり気にする必要はありません。

基本的な数え方をマスターする方が明らかに重要です。

少し大変かもしれませんが、頑張ってスマートなゴルフラウンドを目指しましょう。