
ゴルフを始めるきっかけはひとそれぞれです。
友人や家族の影響、または仕事の関係で新しくゴルフを始めることが多いのは当サイトのアンケート調査で分かっています。
ただ、ゴルフの世界はなかなかに敷居が高く、未経験者がいきなり始めるにはハードルが高かったりします。
僕自身は父親がゴルフ好きだったために(強引に、というか強制的に)やるようになりましたが、自分の周りにゴルフ好きがいないと、なかなか自分のゴルフをサポートしてもらえません。
コロナ渦でソーシャルディスタンスが言われるようになってから、再び脚光を浴びているゴルフというスポーツ。
未経験者にはいろいろとゴルフに対してのイメージがあると思いますが、まずは僕の実体験をもとにゴルフの魅力をお伝えします。
ゴルフをやるメリット
僕が思うゴルフの魅力やメリットは
- 息の長さ
- 品位の良さ
- 奧の深さ
です。
息の長さ
ゴルフは他の球技と違い、高齢者が若者に勝てることがよくあります。
僕はサッカーをずっとやっていましたが、ゴルフみたいに「高齢者が若者に勝つ」なんてことは、 サッカーの世界では まったくもって”ありえません”。
年齢を重ねるとともに肉体が衰えていくのが人間ですから、そのハンデをカバーできてしまうゴルフというスポーツはホントにすごいものだと今でも思います。
無理さえしなければクラブを振れる限りゴルフを続けることができますし、チャンスがあれば若者に勝つこともできます。
だからこそ、どの年代からでもゴルフを始めることができますし、実際に40代・50代からゴルフを始められる方もかなりいらっしゃいます。
そして、そこから20~30年と続けることが可能ですから、ホントにゴルフは息の長いスポーツだと思います。
おじいちゃん・お父さん・お孫さん、とゴルフだったら3代一緒にプレーすることも可能です。
品位の良さ
ゴルフは他のスポーツに比べるとお金がかかる分類に入ります。
ある程度、収入やお金に余裕がないと続けていくのが難しいところがある反面、それが逆にメリットになることもあります。
僕が個人的に感じていることなんですが、「ゴルフプレイヤーには落ち着いている人が多い」ということです。
一般的なファミレスと高級レストランの”客層”がまったく違うようなイメージですかね。
また、ゴルフ自体も紳士のスポーツと言われているように、マナーがよく、周りに気遣いができる人が多い(中には変な人もいますがw)です。
ショットのミスがあってもみんなが励ましてくれますし、「次頑張ろう」って前向きな言葉をかけてくれます。
※みんなスーパーポジティブです(笑)
サッカーの場合はミスるとよく怒られてた(チームスポーツゆえに)んですが、それに比べると楽しくプレーできるスポーツだなって感じています。
奥の深さ
サッカーや野球と違って、ゴルフではフィールド(場所)が固定されていません。
もちろんサッカー場や野球場はいろんな場所に存在しますが、一応試合をするときは決められたコート(枠)の中で試合をするのが常識です。
ゴルフの場合は場所によって、コースの広さや長さ、景観などがまったく違ってきます。
だから、コース(ゴルフ場)によっては打ち方や戦略を変える必要が出てきますし、同じコースでも天気が変わればまた難しさが変わってきます。
ホントにマンネリ化しない(飽きない)ですし、そもそもゴルフ自体が難しいので、どんどんどんどんやり込めます。
カップにボールを入れるだけっていうシンプルなルールなんですが、ホントに奥深いスポーツとなっています。
だからこそ、何十年と飽きずにゴルフを続けられている人が多いわけですよね。
基本的なルール
ここからは初心者がゴルフを理解するために必要なルールについて解説しています。
スコア
ゴルフの目的はできるだけ少ないスコア(打数)であがることです。
ゴルフ場でプレーすることを”ラウンド”といい、全部で18ホール(コース)を回ります。
それぞれのホールには既定の打数が存在しており、
3打でカップインすることが基準となるのが、パー3。
4打の場合はパー4、5打の場合はパー5と呼ばれています。
これらの打数はそれぞれカップまでの距離を基準としており、パー3は距離が短く、パー5は距離が長くなっています。
流れ
各ホールのスタートはティーイングエリアと呼ばれる場所からコースに向かってショットすることから始まります(1打目でティーショットと呼びます)。
最初に打った球が落ちた場所から、今度はカップがある場所にボールを運ぶことを狙っていきます(2打目)。
ちなみにカップがある場所のことを”グリーン”といいますが、とりあえずはこのグリーンを目標(目安)にするのがゴルフの基本となってきます。
そして、グリーンに乗った後は、パターと呼ばれるボールを転がすためのクラブを使い、カップインを狙っていきます(これがパッティング)。
*基本的にグリーン上ではパター以外のクラブの使用は禁止されています。
例えば、パー4で順調にいった場合は、
- ティーショットがフェアウェイ(芝が一番刈り取られていて打ちやすいところ)
- セカンドショットでグリーンにのる
- そこから2パットでカップイン
という流れで、パー(パー4を4打で上がる)が取れます。
必要なもの
ここではゴルフをプレーするために必要な道具などを紹介します。
ゴルフクラブ
ゴルフクラブはゴルフをプレーするうえで絶対に必要な道具です。
基本的に手や足を使ってボールを動かす行為は禁止されている(ペナルティになる)ため、クラブがないことには話になりません。
また、ボールは1個でプレーすることになりますが、途中でロスト(見つからない)したり、破損したりすることもありますので、複数個持っておく必要があります。
ゴルフクラブは何十本も持てるわけではなく、”14本まで”と上限が決められています。
そして、ゴルフクラブには種類があり、それぞれ役割が異なってきます。
- ドライバー・・・ティーショットなどでボールを遠くへ飛ばす
- ウッド ・・・グリーンまでけっこう距離があるとき
- アイアン ・・・グリーンまでそこそこ距離があるとき
- ウェッジ ・・・グリーンが近い時
- パター ・・・ボールを転がす
大体、このようなイメージです。
服装
サッカーや野球にはユニフォームがありますけど、ゴルフにはユニフォームというものが基本的に存在しません。
団体で勝負するときはウェアを統一したりしますが、だいたいは個人で競技するスポーツですから服装は比較的自由となっています。
ただ、紳士のスポーツということで、ジーパンやTシャツが禁止されているゴルフ場が多くなっています。
そのため、ゴルフをプレー(ラウンド)するときは
- えり付きのシャツ(ポロシャツなど)
- スラックスやチノパン(短パンも着用OK)
- キャップ(ハンチングやサンバイザーもOK)
- ゴルフシューズ(滑ると危ないのでゴルフ専用がおすすめ)
- グローブ(利き手と逆側につけるのが基本)
などが必要となります。
準備しよう
ゴルフを始めるためには道具もいるし、服装も揃えなきゃいけない、、、ということで、かなりお金がかかりそうなイメージが出るかと思います。
まあ、何も考えずにゴルフショップなどに行って、店員さんまかせにしちゃうと結構な額かかっちゃいますけど、工夫をすればかなり出費を抑えることが可能です。
具体的には
- ゴルフクラブは誰かのお古を譲ってもらう(そのためにゴルフ好きと仲良くなる必要ありw)
- ゴルフウェアはユニクロでそろえる(グローブとシューズはゴルフショップ)
- メルカリなどで中古品を狙う
という感じになります。
お金をかけない分、クラブやファッションのクオリティは下がってしまいますが、初心者のうちはそれで十分だと思います。
何度か使いながらゴルフが面白いなと感じるようになれば新しいクラブの購入を考えましょう。
その時になれば、クラブ自体に興味が出るようにもなりますし、いろいろ勉強することで知識も増えてくるはずです。
ですから、超初心者の今はできるだけ安く抑えてとっととゴルフを始めちゃいましょう!